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しい、先ほど、10:50頃に、息を引き取りました。
最後は、「凶悪四天王」の名に恥じぬ戦いぶりでした。
13歳、飼い主のわがままを言えば、ちょっと早すぎる別れでした。
4月1日にはもう一両日中かと大泣きしましたが、その後の頑張りは驚異的でした。
3日未明には、四肢をばたつかせ舌をだらりと出してもがき苦しむという状況が2度。
そのどちらも乗り越えて帰ってきました。めいに追い返されたという説もあります。
この1週間、2度ほどの食事とわずかな水だけでがんばってきました。
息が荒い状態をまるまる1日以上も耐え続けましたが、先ほど、ついに力尽きました。
妻と子たちが出かける前に揃って写真を撮ろうとしたその瞬間でした。
死線をさまよってからですと、2日あまり。
飼い主が寝不足で音を上げそうなくらいでした。
「生きたい」でも「逝きたい」でもない、あるがままをそのまま受け入れて生きる姿に、
飼い主は感動し、涙しました。あんなに強い奴だったなんて知らなかったです。
明日、お別れをしてきます。
これからは、ゆいだけですが、いちばん大切なものとして、妻も子もおります。
しいのことはけっして忘れません。しいがくれたたくさんの思い出を持って、
これからも大切な者たちを大切にしていきたいです。
しいちゃん、ありがとう。ほんとうに強い子だったね。ありがとう。
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