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第177回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせ

 投稿者:「ガンジーの会」代表:末延芳晴  投稿日:2020年10月 6日(火)03時05分27秒 softbank126091120235.bbtec.net
返信・引用
  日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ


 青く澄み切った空を背景にコスモスの花が風に揺れ、彼岸花が田畑の畔を赤く縁取りして咲く季節を迎えるなか、新型コロナ感染禍は一向に収束の気配を見せず、社会的には閉塞状況が相変わらず続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 さて、毎月9日恒例の、「ガンジーの会」主催による「9の日・9条・ハンスト・イン」が近づいて参りました。177回目に当る今回は、10月9日(金)の正午からスタートします。

 菅新政権がスタートして一ヵ月あまり、私たちも気合を入れ直して、「ハンスト・イン」に取り組む覚悟ですので、会員及び支援者の方々も、もう一度初心に立ち返り、菅新政権の下、これ以上、安倍独裁政治が続くことを許していいのか考え直した上で、奮って参加くださるようにお願い申し上げます。

 さて、およそ一国を代表するにふさわしくなく、品性のかけらも感じさせず、戦前の特高刑事を思わせる冷酷・無慈悲な目つきで、しかも陰険・狡猾な政治的権謀術数に長けた、秋田県出身の政治家が、日本の立憲民主主義を無茶苦茶に壊してしまった安倍政治を踏襲することを旗印に掲げて、内閣総理大臣に就任してから一ヵ月余り、早くも、菅義偉新首相は、自分たちに都合の悪い芽は早めに刈り取っておこうと、学術会議が新たに選んだ会員候補の内、自民党に批判的な立場に立つ6名の新会員の承認を拒否するという、とんでもない悪手を打ってきました。

 報道が伝えるところでは、学術会議の新会員は、日本学術会議が新会員として推薦した候補者を、内閣総理大臣が自動的に一括承認することが慣例となってきたとのこと。この件につき、かつて、中曽根元首相が、新会員の選定と承認の件について、国会で質問を受け、総理大臣の事後承認という形で決まってきたと答弁した旨、記録が残っているとのこと。そうすることによって、日本学術会議の独立性と中立性が担保されてきたわけです。

 ところが、今回、菅総理大臣は、慣例を勝手に破り、自分たちに都合のよくない新会員は承認しない方針を打ち出してきたわけですが、あまりにも身勝手すぎて、幼稚というか、一国の総理大臣としての度量の狭さ、浅さ、汚さに驚くばかりです。

もしそれが許されるなら、菅総理や新任内閣を事後承認という形で認証してきた天皇もまた、 内閣総理大臣と閣僚を、天皇の都合と判断で承認しないことも許されてしまうということになってしまいます。

 ところで、この問題は、単に慣行を無視したという問題だけにとどまらず、戦後の日本国家にとって大原則というべき立憲民主主義を、内閣総理大臣の意向でひっくり返そうとする意図に出たものであるということで、立憲民主主義を毛嫌いし、尽くひっくり返そうとしてきた安倍政治の基本的性格と戦術をそのまま踏襲したものといえます。

 振り返ってみれば、私たちは、戦前の軍部独裁体制下にあって、全てが天皇の名を借りた上からの一方的、かつ強制的命令によって打ち出されてきたことの弊害を、いやというほど思い知らされてきたはずです。そうした弊害を排除し、日本が再び、無謀な戦争によって民族絶滅の危機に陥ることのないようにという思いを込めて、新生日本の国家原則として、新たに持ち込まれたのが立憲民主主義であり、全ては国民の意志によって決まるという思想と原則を堅持してきたことが、戦後日本の繁栄と平和と社会的安定を保証してきたはずなのです。

 そうした意味でも、私たちは、今回、177回目の「ハンスト・イン」に参加するに当たって、菅首相が、新政権がスタートして施政方針演説もしないうちから、立憲民主主義の原則を頭から否定するような決定を持ち出してきたことに、強い危機感を抱くと同時に、なぜ承認を拒否したのかその理由の開示と不承認の決定の撤回を強く求めるものであります。

 同時に又、私たちは、ご祝儀相場ということで、直近の世論調査で60%を超える内閣支持率を与えてしまった国民に対して、「パンケーキおじさん」とか、秋田の田舎出身で、苦労して東京の大学を出て政治家になった、たたき上げの「庶民宰相」などといった、内閣府とメディアが共謀して作り上げた虚像のイメージに、決して騙されないよう、強く求めたく思う次第です。

 さて、菅新政権に対する内閣支持率が、予想以上に高く出たことから、早期の解散がありうるのではないかという観測が広がっていましたが、菅首相は、コロナ禍の現状とか、新政権が発足してまだ日が浅く、これといった政治的成果を挙げてないこと、あるいはまた河井克行元法務大臣夫妻の公職選挙法違反を巡る裁判で有罪判決が出る可能性が高くなっていること、さらにアメリカの大統領選挙で、日本が頼りとしてきたトランプ大統領が苦戦を強いられていることなどから、今解散しても、自民党が現有の3分の2以上の議席を確保できる保証はないと判断したのでしょう、今年中に解散する可能性はなくなったと言えそうです。

 確かに、菅新政権が誕生したことで、自民党の支持率は40%台を回復しており、今、解散して呉れれば……という思いを、大方の現職の自民党議員が抱いていることは間違いないでしょう。しかし、立憲民主党と国民民主党が合併して、新たに誕生した新立憲民主党への支持率も15%と大きく回復しております。それと、平時においては、自民党への支持率は野党への支持率を大きく上回っていますが、いざ、選挙となると、総獲得票数ではほとんど差がないということ。つまり、当選議員の数では自民党が大きく上回っていても、総獲得票数においては、野党の獲得票数は拮抗している。いえ、当選議員の数では自民党が圧勝していても、総獲得票数では野党の方が上回っていることもあるくらいです。

 それにもかかわらず、なぜ当選議員の数で、これほど大きな格差が生じてしまうのか?……考えられる理由として挙げられるのは、当選者一人区で野党がばらばらに候補者を立て、票が分散してしまったこと。さらに、総選挙をやるごとに投票率が大きく減って来ているなかで、「岩盤支持層」と呼ばれる自民党支持者だけは、必ず投票場に足を運び、自民党に投票してきたことで、自民党の相対的得票率が高くなり、それが当選者増につながったことなどが挙げられるでしょう。

 そう考えると、直近の世論調査で、立憲民主党への支持率が15%に上がったということは、今、選挙が行われても、野党側が一人選挙区での、立候補者を野党統一候補一人に絞り込んでいけば、逆転勝利を収める可能性は、十分あるということになります。

 そうなのです、安倍政権下において、数々の憲法違反、法律違反の法案が、国民の強い反対にも関わらず、強行採決されてきたのも、「森友+加計問題」や「櫻を見る会問題」、河合克行・元法務大臣と案里参議院議員夫妻に対する1億5千万円を越える、巨額の資金援助疑惑と公職選挙法違反容疑、検察庁人事を巡る政府及び自民党の関与疑惑などなど、数々の疑惑やスキャンダルの凡てが不問に記されてしまってきたのも、すべてそれら「悪」の連鎖の根幹にあるのは、自民+公明の連立与党が、衆参両院で3分の2以上の議席を有し、数の上での絶対優位性を堅持し、盤石の態勢を堅持してきたからなのです。

 そうした意味で、安倍首相によってズタズタにされてしまった日本の立憲民主主義を再び回復させるためにも、立憲民主党を中心とした野党連合が、一日でも早く、国民にアピールする政策と戦術を構築し、同時に野党間の話し合いを進めて、統一候補の選定作業を推し進めることが、喫緊の課題であることは論を俟ちません。

 以上を踏まえて、私たちは、次の総選挙に向けて、野党連合は、国民に向けたアピールとして、以下のような内容を参考にして「国民の皆様とのお約束」という公約を早急に策定し、メディアを通して国民に周知させていくことに全力を傾けるよう強く要望して、私たちは、177回目の「ハンスト・イン」に参加する所存です。

心ある方々の参加をお待ちしております。

「国民の皆さまとのお約束」

 1・以下のような段階を踏んで、近い将来必ず政権を奪取する。

① 次の衆議院総選挙で、自民党の獲得議席数を過半数近く、出来れば過半数以下に落とし込み、野党連合が過半数を押さえることで、政権交代に向けた、最初の必要条件を整える。

② そのうえで、次の参議院総選挙で、野党連合で過半数以上の議席を取る。

③ さらに次の次の衆議院総選挙で、過半数を獲得し、政権を取る。

④ 政権交代に向けた以上の様なステップを、より早く、確実に実現させていくために、総選挙の際の投票率を「10%」引き上げるためのキャンペーンを、野党連合は全力を挙げて取り組む。

⑤ そのための最初のステップとして、国政選挙における日本の投票率が、常に60~70%を維持しているイタリやドイツ、イギリスなどの先進国に比べていかに低いかを、あらゆる機会を利用して、国民に周知徹底させていく。


2.安倍首相の手で無茶苦茶に壊されてしまった日本の立憲民主主義を、本来の姿に
  戻すために全力を尽くす。

3.首相公選法を含めて、日本の代表たる総理大臣を民主的に選出するための制度策
  定のために第三者有識者委員会を設置する。

4.小選挙区制の弊害をただすための、第三者委員会を設置する。

5.国会議員の30%以上の賛同があれば、内閣総理大臣は2週間以内に臨時国会を
  開催しなければならないという法律を制定する。

6.公文書の作成、及び保存・公開に関して、以下の法律を制定する。

A.重要な政策決定にかかわる会議や打ち合わせが行われる場合、議事録、会議録は必ず作成し、半永久的に保存し、かつ公開を求められれば、一切の秘匿なく公開されなければならない。

B.公文書を公開する場合、個人情報の保護を理由に、必要以上に「黒塗り」をして情報を隠してはならない。

7.政治に関して、事実に則した公正、かつ中立的報道が確保されているかどうかを
  チェックするための第三者機関として、以下の検証委員会を設置する。

  A.国民からの視聴料金によって経営が賄われているNHKの報道が公正・中
   立であるかをチェックする検証委員会の設置

  B.新聞や雑誌、テレビ等の報道が公正・中立であるかをチェクする委員
    会の設置




 以上7項目に及ぶ「国民の皆さまとのお約束」を、出来る限り速やかにパンフレットにまとめ、全国主要日刊紙と地方新聞記者による記者会見を開き、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党、その他、反自民の立場に立つ野党代表の参席の下、内外記者会見を開き、同時に全国主要日刊紙と地方新聞に全面意見広告を掲載する。

さらに、パンフレットやポスターを大量に作成し、全国規模で講演会や集会を開き、趣旨の周知徹底を図り、あわせて全野党議員は、務めてテレビやラジオなどメディアへの露出を図り、またツィッターなど、インターネット・メディアを通して、上記の「国民の皆さまとのお約束」の周知徹底を図る。

 以上を真剣に検討することを、立憲民主党を筆頭とする野党連合に求めて、私たちは10月9日正午から、177回目の「ハンスト・イン」に入りたく思います。


■ 第177回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施要項■

1.日時:2020年10月9日(金)正午から、24時間ハンスト。
     *水と白湯は可。

2.参加方法:参加希望者は、下記の本会ホームページの「参加申込」
     のサイトに、10月9日正午までに、名前(ハンドルネームも可)、
     年代、都道府県名、簡単なコメントなどを書き込んで下さい。
     http://www.9jo-gandhi-hansuto.net/

3.参加表明:このハンスト・インの運動は、インターネットで意志表明をす
     ることによって、他の参加者や全国で志を同じくする人々と励まし
     合い、九条を護る運動の輪を広げていくことが目的です。従ってな
     るべく事前に参加表明を書き込んで下さると、参加する方々が連帯
     感をもってスタートできて嬉しく思います。

4.終了報告:24時間のハンストが終了しましたら、終了報告を書きこんで
     下さい。これを怠るとあなたが自衛隊の海外派兵や9条の改悪・廃
     棄に反対してハンストを行なったことが誰にも伝わりません。あな
     た自身の意志を明確に表明し、あなたが終了報告を書き込んで初め
     て、ハンストという行為が政治的抗議行動になることをお忘れなく。

5.実施方法:初めて参加される方は、ハンスト上の注意や方法などホームペ
     ─ジの「実施要項」を必ずお読みの上、ご参加下さい。また、24
時間のハンストができるかどうか自信がなくても心配はいりません。
まずはじめてみましょう。出来る人が、出来るところまでやる。そ
れであなたの意志は十分に参加する人たちに伝わります。

6.その他 :パソコンを使えない方の分は、まとめ役の方が、一括して参加
者名をご報告下さいますようお願いします。

◎参加に当たって、分からないことなどありましたら下記「ガンジーの会」の
  公式メールアドレスへご連絡下さい。

v.gandhi@dia.janis.or.jp

2020年10月6日

「ガンジーの会」代表:末延芳晴


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第176回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせ

 投稿者:「ガンジーの会」代表:末延芳晴  投稿日:2020年 9月 6日(日)10時25分15秒 softbank126091120235.bbtec.net
返信・引用
  日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ


 空前の大型台風が近づいてきており、不安定な天気が続いておりますが、皆さまお変わりなくお過ごしのことと思います。

 毎月9日恒例の「9の日・9条・ハンスト・イン」が近づいて参りました。176回目に当る今回の「ハンスト・イン」は、9月9日(水)正午から行われます。
揮って参加くださいますよう、お待ちしております。

 さて、遂にといううべきか、やっとと言うべきか、安倍首相が、持病の「潰瘍性大腸炎」を悪化させ、これ以上総理大臣の職務を続けることは無理ということで、辞任を表明しました。私たちは、2004年自衛隊がイラクへ派遣されたことに抗議して、スタートさせた「自衛隊イラク派遣反対ハンスト・リレー」を、一日も途切れることなく続け、2009年1月26日、自衛隊がイラクから引き上げるのを見届けて、5年間続けリレー・ハンストを終了しました。

それと一部並行して、自衛隊をイラクに派遣させることで、自衛隊の海外派兵を既成事実化し、もって自民党のかねてからの宿願といってもいい憲法改正への道筋を付けようという小泉政権の目論見に抗議・反対し、憲法九条を全国民的レベルで守リ抜いていくための意志表示行為として、2006年2月9日から「9の日・9条・ハンスト・イン」という名で、参加希望者全員が24時間ハンストを行う、抗議運動をスタートさせました。

そして、その7か月後の2006年9月27日に、化研に向けて前向きだった小泉政権の意向と姿勢を引き継ぐ形で、第一次安倍内閣が成立したのです。以来、戦後日本の民主主義と日本国憲法の第九条に象徴される平和主義を根底から覆えそうとする安倍政治に反対し、私たちは、安倍首相の即時辞任を求めて、毎月一回、9日の正午から24時間のハンガーストライキを、15年間一回の休みもなく続けてきました。

 毎月一回、24時間の断食とはいえ、15年間、175回を越える回数、ハンストを続けることは、並大抵のことではありません。それでも、当初は60~70人の参加者が毎回参加し、運動に活気がありましたが、第二次安倍内閣がスタートし、安倍改憲攻勢+自民党の改憲攻勢がいよいよ顕著になりだした頃から、年を追って参加者は減りはじめ、今では、このハンスト運動がスタートした時から、一度も休むことなく長野から参加してこられた藤森治子さんと、途中大阪から参加の高田真佐子さん、そして代表の私と、参加者は3人だけになってしまいました。

 たった3人だけで、毎月一回の「ハンスト・イン」を続けることに何の意味があるのか。「単なる自己満足に過ぎない」とか「市民による政治運動の体をなしていない」などなど、批判が寄せられ、私たち自身もそうした思いを胸に抱き、半ばあきらめながらも、それでも自らの身体と精神に鞭を打つ思いで、毎月一回の「ハンスト・イン」を続けて来た次第です。

大きな政治の流れに逆らって「ハンスト・イン」を続けるうえで、私たちを苦しめたのは、戦後、平和憲法が成立して以来、一貫して平和憲法を日本の国是として、さらにまた未来の世界人類のための遺産として、平和憲法を守る戦いを続けてきた人々の心の支えとして機能し続け、九条によって担保される平和を何よりも大切なものとし、「二度と戦争を起こしてはならない」という、日本国民の間に共有されてきた「共同心性」といったものが、時の流れとともに根底から崩れ、失われてしまったのではないかという、危機的な現実でした。

 そのことは、安倍政権成立以来、何度かの衆参両院の国政選挙において、日本国民が、自民党+公明党の連立与党に3分の2以上の議席を与えてしまったことに顕著に表れていると言っていいでしょう。その結果、安倍首相は、日本の立憲主義に基づく民主主義を根底から覆してしまう、違法な政策(例えば、安保法制案)を、国会内で十分な議論を尽くさないまま、数の上での優位性を笠に着て、強引に強行採決に持ち込むことを繰返し、戦後の日本を根底から支えて来た立憲民主主義をめちゃくちゃに壊してしまったのです。

 しかし、それにもかかわらず、大方の日本人は、それを良しとするか、九条とは直接関係ないと思ってなのか、傍観を決め込んでしまった。そして、その結果、安倍内閣と自民党への世論調査の支持率は、空前の高い水準をキープし続け、数え切れないほどの失政や憲法違反、スキャンダルなどなどで、安倍首相は国会や記者会見の場で国民に向けて、トータルで100回以上も、「責任は私にある」とか「責任を痛感している」という言葉を発しながら、一度も「責任を取って」辞任しないまま、今日まで総理大臣の席に居座り続けることを、黙認という形で許してしまったわけです。

 そういう風潮のもとで、私たちの「ハンスト・リレー」による政治的抗議行動は、市民の抗議運動としての精神的基盤と広がりを失い、結果、ネトウヨと呼ばれる人たちからは「自己満足に過ぎない」と批判され、嘲笑され……結果として社会的広がりを失った活動に失速してしまいました。

 そのような事態に陥り、私たちは、この運動をどう位置付け、どう継続していくか考えを尽くし、あるいは市民としての抗議運動の意味がなくなった以上、運動を中止し、「ガンジーの会」は解散すべきではないか……などなど、悩み、苦しみました。

 そして、ようやく出て来た答えは、よしんばそれが個人的な、そして独善的な運動であれ、私たち市民が、それぞれの限定的な生活の場で、安倍政治に対して、具体的行動を通して「ノー」と言い続けるために残された唯一つの方法である限り、安倍首相の野望、すなわち憲法の第九条に自衛隊の存在の正当性を書き加え、日本が何時でも、どこでも必要と思ったときに自衛隊を派兵できるように憲法を書き換えるという野望を捨てるまで、「ハンスト・イン」を続けていくしかないということでした。

 そのように決断するうえで、私たちをサポートしてくれたのは、平和憲法、特に「九条」の精神は、戦争のない、恒久平和が保障された世界を実現するために、私たち日本人が守り抜き、未来の世界人類に受け継いでいくべき「レガシー」であるという思いでした。

 そうなのです、人類共有の資産ともいうべき平和憲法が、理不尽、かつ時代錯誤というしかない政治的野心によって廃棄されようとするときに、「断食」という自己犠牲的な行動によって、最後まで反対し戦い抜いた日本人が、数は少ないものの、間違いなくいたことを、歴史に対して証明するために、私たちは、「ハンスト・イン」を続けて行こう。たとえそれが、どんなに辛く、忍耐のいる苦行であっても……という思いで、私たちは14年にも及ぶ長い年月、私たちは「ハンスト・イン」を続けてきたのです。

 そのような思いを共有し合うことで、私たちは、これから先いつまで続くのか分からない「ハンスト・イン」を続けて来たし、これから先も続けていくことになるはずでした。ところが、全く予期しない形で、8月28日、安倍首相が記者会見を開き、健康上の理由で、これ以上総理大臣の任を果たしていくことは不可能なので、辞任したい」と、突然表明した時は、驚くと同時に、病気で苦しむ安倍首相個人には同情したものの、政治的には思わず「快哉」を叫んだ方もおられたと思います。

 たとえ重篤な病気が理由であれ、安倍首相の辞任と安倍内閣退陣を求めて、この運動を続けて来た以上、そしてその安倍首相が自ら辞任の意向を表明した以上、安倍政治による「悪の連鎖」は断ち切られ、自民党の内部に自浄力が働き、後継総裁の選出も含めて、もう少しまともな自民党を復元させようという動きが出てきて、立憲民主主義の原則が回復してくるだろう。そうなれば、私たちの運動は勝利したといえるのではないか。そして、そうである以上、「ガンジーの会」として、「勝利宣言」の緊急声明を出してもよいのではないかと判断し、私は、記者会見が終わって、すぐに原稿を書き始めようとしていたのです。

 ところが、記者会見が終わった後からのテレビの報道や翌朝からの新聞・テレビの報道を見て、事態は全く反対の方向に動き出していることを知り、私は愕然としました。「安倍首相が辞任さえすれば、自民党内に理性的な判断力が働き、安倍政治は一掃されるだろう」という、私の読みは完全に甘かったのです。

 結局、自民党は、二階幹事長とか菅官房長官など、安倍政治を実質的に牛耳ってきた古参の、老獪な右派政治家たちの意向に沿って、安倍政治を終わらせない方向で、具体的には自民党党員の間では最も支持率の高い石破茂元防衛省長官には、絶対に総理大臣のポストは渡さないという、極めて派閥優先的で、それ故に利己的な理由で、次期自民党総裁と総理大臣は、国会議員だけの投票で決めるという、極めて閉鎖的で、国民の意志を反映させない方向で決めることを独断的に決めてしまったのです。そして、二階幹事長が菅官房長官にお墨付きを与えたことで、早々と菅総理大臣の線が決められてしまったというのです。

 こうした動きは、全く私たちの予想しなかったもので、政治の現実に疎い私たちは、完全に、老獪な自民党の長老議員の策謀に騙されてしまったことになってしまいました。そんなわけで、「勝利宣言」は書けないままに終わってしまったわけですが、よしんば菅政権が誕生しても、あの陰険そうな眼付と風貌、それと記者会見で見せていた暗く、いかにも狡猾で冷酷な策略家といったイメージから、とてもかつての安倍首相のような全国民的な人気と支持を得られるとは思えません。さらにまた、「菅派」という固有の派閥を持たないまま、派閥間の思惑で誕生した内閣だけに、すぐにも足を引っ張られ、いずれ二進も三進もいかなくなるであろうことは目に見えています。

 以上、見てきたように、安倍首相が辞任したことで、一気に安倍政治から脱却できるだろうという、私たちが描いた楽天的なシナリオが完全にくつがえされてしまった現実を前にして、私たちには何が可能性として遺されているのでしょうか。考えられるのは唯一つ、来年秋の衆議院総選挙(或いはひょっとしたらこの秋の衆議院総選挙)を頭に置いて、安倍政治を一掃するための基礎的工事として、立憲民主党を中心とした野党連合の構築を急がなければならないということです。

 新聞・テレビの報道によりますと、立憲民主党と国民民主党は、すでに合流の方向で基本的に合意に達しており、新党には衆参両院合わせて、150人前後の国会議員が参加し、近く新党の代表選出選挙が行われるそうです。新執行部の選出に当っては、志半ばで終わった旧民主党の轍を踏むと思われるのを恐れて、旧民主党で活躍したメンバーの登用は意図的に避けるというのではなく、枝野幸男氏や小沢一郎氏、岡田克也氏など過去の失敗から多くを学んでいるはずのメンバーと、新鮮な若い実力のあるメンバーを適材適所に配置し、自民党と正面から対決できる強力な体制をもった新党を、ぜひとも作り上げて欲しいと望むところです。

 新聞テレビ等のマスメディアも、「野合の新党」とか、「政権担当能力が欠如」などと、最初からけなしまくるのでなく、与野党が政策で競い合える健全な議会政治を生み出す良いチャンスという風にとらえ、新党がより強力な野党に育っていくように、励まし、見守って行って欲しく思うものであります。

 というわけで、私たち「ガンジーの会」の「ハンスト・イン」の終着点は、一年先延ばしになり、来年の衆議院総選挙の結果待ちということになりました。その時点で野党側が勝利し、安倍政治に本当に終止符を打つためには、上述したように、現在進行中の立憲民主党を中心とした野党連合が、望ましい形で決着し、新野党の新しい体制が、安倍首相が院政を敷くであろう自民党と正面から対決できる体制と総選挙に向けて有効な戦術を構築できるかいなかは、それをサポートする私たち有権者の意識と行動にかかっていると言えます。

 以上を踏まえて、具体的には、新たに成立する野党連合に対して、私たちは以下の諸点を要求し、176回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加する所存です。

1. 安倍政治を一掃し、立憲民主主義の大原則を速やかに回復させ、三権分立という民主主義の根幹ともいうべき原則を可及的速やかに復旧させることを、新党結成に当って全国民に対して宣言する。

2. 憲法改正問題については、安倍首相自らが、辞任表明記者会見の場で、「残念ながら、憲法改正については、国民の間に合意できてない」と認めたように、国民の内側から「憲法を変えてほしい」、あるいは「変えるべきである」という合意が、自然発生的に生まれてくるまで、棚上げにするという方針を、国民に対して約束する。

3. 改憲問題を棚上げにするという方針に賛同できる国会議員であれば、例えば石破茂元防衛大臣のような自民党の重鎮議員であっても、党派の壁を越えて連帯できる意志があることを表明する。

4. 森友・加計問題や「桜を見る会疑惑」など、安倍政権下で起こった政治の私物化事件については、徹底的に真相を解明することを約束する」。

5. あらゆる公文書管理の徹底と改竄・偽造の禁止、及び原則公開を確約する。

6. 国会閉会中に臨時国会開催の要求が、国会議員の3分の一以上の賛同で求められた場合は、内閣に対して2週間以内に臨時国会の開催を義務付ける法案を制定する。

7. 安倍政権下において、余りに度を過ぎたNHKの政権寄りの報道をただすべく、国会内に第三者委員会を立ち上げる。また、自民党政権が続く来年秋までの国会で、野党は、NHKの経営幹部を国会に招致し、具体的事実を突きつけながら、報道の中立性がいかに担保されていないかを指摘し、その報道姿勢の在り方を質す。また、テレビや新聞など他のメデイアに権力が不当に介入しないように、報道の自由を担保する法律を別途定める。

8. 野党側の政府に批判的な姿勢や意見は、マスコミを通して国民に伝わりにくいので、可能な限り主要全国紙や地方紙の紙面を借りて、意見広告を行い、国民の側に野党の政策が伝わるように努力・工夫する。

 私たちの知恵と力で、腐敗した自民党政治を終わらせましょう。揮って参加のほど、お願い申し上げる次第です。


■ 第176回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施要項■

1.日時:2020年9月9日(水)正午から、24時間ハンスト。
     *水と白湯は可。

2.参加方法:参加希望者は、下記の本会ホームページの「参加申込」
     のサイトに、9月9日正午までに、名前(ハンドルネームも可)、
     年代、都道府県名、簡単なコメントなどを書き込んで下さい。
     http://www.9jo-gandhi-hansuto.net/

3.参加表明:このハンスト・インの運動は、インターネットで意志表明をす
     ることによって、他の参加者や全国で志を同じくする人々と励まし
     合い、九条を護る運動の輪を広げていくことが目的です。従ってな
     るべく事前に参加表明を書き込んで下さると、参加する方々が連帯
     感をもってスタートできて嬉しく思います。

4.終了報告:24時間のハンストが終了しましたら、終了報告を書きこんで
     下さい。これを怠るとあなたが自衛隊の海外派兵や9条の改悪・廃
     棄に反対してハンストを行なったことが誰にも伝わりません。あな
     た自身の意志を明確に表明し、あなたが終了報告を書き込んで初め
     て、ハンストという行為が政治的抗議行動になることをお忘れなく。

5.実施方法:初めて参加される方は、ハンスト上の注意や方法などホームペ
    ─ジの「実施要項」を必ずお読みの上、ご参加下さい。また、24時間のハ
    ンストができるかどうか自信がなくても心配はいりません。まずはじめてみ
    ましょう。出来る人が、出来るところまでやる。それであなたの意志は十分
    に参加する人たちに伝わります。

6.その他 :パソコンを使えない方の分は、まとめ役の方が、一括して参加
    者名をご報告下さいますようお願いします。

◎参加に当たって、分からないことなどありましたら下記「ガンジーの会」の
  公式メールアドレスへご連絡下さい。

   
v.gandhi@dia.janis.or.jp

2020年9月6日

「ガンジーの会」代表:末延芳晴
 

第175回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のご案内

 投稿者:「ガンジーの会」代表:末延芳晴  投稿日:2020年 8月 6日(木)10時14分58秒 softbank126091120235.bbtec.net
返信・引用
  日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ

8月に入り、気温が急に高くなり、この2,3日、35度近い猛暑が続き、不快指数が高まるなか、コロナ感染者の数は、全国都道府県で急増し、東京都では連日最高記録を更新。このまま今の調子が続けば、日本は一体どうなってしまうのか……そんな不安と苛立ちが国民の間に広く、深く根を下ろしつつある中、それにもかかわらず、国会は開かれず、安倍首相は雲隠れを決め込み、もって行きどころのない不安や憤りに、皆さま苛まれておられることと思います。

さて、毎月9日恒例の「9の日・9条・ハンスト・イン」近づいて参りましたので、ご案内いたします。175回目に当たる今回の「ハンスト・イン」は、8月9日(日曜日)正午からスタートします。

私たちは、立憲民主党を中心とする反安倍+自民党の旗印を掲げる野党は結束して、安倍首相に対して速やかに国会を開催すべきことを求め、あわせて、国会審議の場で安倍首相にすでに「政権担当能力」も「気力」もないことを追求すると同時に、朝日新聞や毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞などの全国紙に、以下のような内容の意見広告を掲載することを求めて、今月の「ハンスト・イン」に参加する所存です。

  安倍内閣不支持率62.2%

  安倍内閣総理大臣殿
  直近のTBSニュースの世論調査によりますと
  貴殿及び貴内閣の不支持率は62.2%とのこと。
  「政権担当能力」がないと国民が判断した以上、
  速やかに辞任すべきではないでしょうか!

新型コロナ・ウィルス感染の脅威は、いよいよただならぬ様相を呈してきました。最近の調査では、東京都の新感染者の数は、7月に入ってから、上昇・下降のサイクルを繰返しながら、基本的には上昇の線を辿り、7月23日には新感染者数366人とピークを記録。そのあと下降に転じ、27日は131人まで降下したものの、そのあと再び上昇に転じ、29日には266人、30日には367人、さらに31日には463人、8月1日には472人と最高数を記録。そのあと、2日には292人、3日には258人と急減したものの、4日には309人と再び上昇、この先、再度の急上昇が心配されるところです。

夏に入ってからこうした上昇基調は、東京だけでなく、他の府県でも共通してみられるもので、この先、さらに一層全国規模で上昇基調が顕著化していくことが心配されております。このことは、安倍首相が、世界各国の感染防止策のモデルケースとなる形で、日本の「緊急事態宣言」が功を奏し、感染者の数が急減したことで、「緊急事態宣言」の解除に持ち込むことが出来たと、得意げに国民の前で報告し、「緊急事態宣言」の終結を宣言したにもかかわらず、日本の感染防止策が全く功を奏することなく、失敗に終わったことを如実に証明していると言えるでしょう。

こうした現実を前にして、どうすれば実効的に感染予防と経済復興という本来矛盾し合う方策を両立させ、経済を回復させつつ、感染を食い止め、減少させていけばいいのか。国会の場で、与野党の立場の違いを乗り越えて、衆参両院の全議員の知恵と勇気を振り絞って、可及的速やかに、感染防止策を講じなければならない今、この時に当って、こともあろうに安倍首相は、総理大臣の職務を放棄するかのように、国会を閉鎖したまま、官邸に閉じこもり、傍観を決め込んでいるようにみえます。

このように、新型コロナ・ウィルス感染症拡大のニュースに国民が怯えている時に、一国のリーダーとしての使命も責任感も忘れて、官邸に引きこもってしまった安倍首相は、政治評論家の野上忠興氏が、日刊ゲンダイ紙で「何をやっても、やらなくても批判されるなら、引きこもっていた方が得策だと考えているのかもしれませんが、こういう国難の時に、国民に明確なメッセージを打ち出せないなら、安倍首相にリーダーの資格はない。もう“限界”でしょう」と指摘したように、すでに危機管理の能力も気力も失われてしまったということなのでしょう。

現に、昨日(8月5日)付のトップ記事で、「日刊ゲンダイ」紙が報じたところによりますと、写真週刊誌の「フラッシュ」の最新号が、自民党内から漏れて来たニュースとして、安倍首相が、コロナ危機が深刻化する中で、自らの健康を害し、「吐血した」のではないかという記事を掲載したそうです。

「フラッシュ」誌の記事によりますと、同総理は、かねてから「潰瘍性大腸炎」いう大腸の難病を抱えており、2007年9月、第一次安倍内閣の総理大臣を務めていた時、この病を悪化させ、総理大臣の職を放棄して辞任しています。ただ、「潰瘍性大腸炎」という病気で「喀血」することはありえず、「吐血」が事実だとしたら、なにか胃がんとか、他の病気を併発させた可能性が高いのではないかということのようです。

ところで、このように心身ともに疲弊の限りを尽くし、今、総理大臣失格を自ら認めてしまったよな安倍首相ですが、このままあっさりと総理大臣のポスト去ってくれるかというと、そうはいかないのではないか、。さすがに、日本憲政史上、最も長く総理大臣を務めた男だけに、自分が政治家として生きのこるためには、権謀術数の限りを尽くしてくるはずで、安倍首相は、万一の時に備えて、後任総裁の目途を、自分にとって有利な形で早めに着けておきたいと思っているのではないか……という観測が霞が関では出てきているようです。

例えば、本日(8月5日)お昼過ぎ、あるテレビ局のニュース・ショー番組が、このところ姿をひそめていた安倍首相が、この日、にわかに次期総理大臣の最有力候補と目されている岸田文雄政調会長や麻生副総理らと慌ただしく会談したニュースが報じられ、そのあと、その番組に岸田氏が生出演し、「次期総理大臣の話は?」とキャスターから聴かれ、満面の笑みを浮かべながら、「それはお答えできない」と答えていました。

その笑顔を見て思ったのは、岸田氏は嘘をついたり、ポーカー・フェイスで人を騙したりすることが苦手の人であるということ。ですから、氏の嬉しそうな笑顔そのものが、安倍首相から直接、次期自民党の総裁と総理大臣のお墨付きを与えられたことを物語っているのではないかということです。

そう考えると、すっきり見えて来るのは、今、菅官房長官が次期総理大臣候補として急浮上してきているというニュースも、「岸田傀儡政権」の誕生に向けて、安倍首相と自民党が仕組んだ目くらましというか、フェイク・ニュースではないかということ。そして、新型コロナ・ウィルス感染者の増大が大ニュースになっている今、いかにも唐突に岸田氏が、安倍首相と会談した直後に、テレビのニュース・ショー番組に出演した(あるいはさせた)のは、テレビの画面の上で、岸田氏に笑顔で「時期総理大臣の話はなかった」と否定させることで、逆に岸田氏こそが次期総理大臣候補であることを既成事実化して、視聴者の意識に刷り込み、安倍首相が岸田氏に政権を「禅譲する」という「美談」に仕立て上げたうえで、総理大臣のポストを岸田氏に委ね、自らの影響力を温存しようとしているのではないかということです。

そうなのです、この危機を乗り切るための秘策として、安倍首相を筆頭に、菅官房長官や二階幹事長らは、ポスト安倍の政局にあって、いかに自民党の独裁政権を維持させていくかについて、秘策を巡らした。そして出た結論は、国民の目の届かないところで、岸田新政権誕生に向けて地ならしをしたうえで、新聞・テレビメディアを使って、「安倍首相による禅譲政権の誕生」という美談に仕立て上げることで、世論調査の内閣支持率をもう一度回復させ、もって自民党が直面する現下の危機的状況を乗り切り、安倍院政を敷き、岸田次期総理大臣を思うように操ろうとしているように見えるということです。

このように、安倍首相とその取り巻きたちが、政治を私物化し、国民の意志とは無関係なところで、安倍首相に代わる、安倍首相の息のかかった政治家を総理大臣に仕立て上げ、院政政治を敷くことで、政治の私物化をさらに推し進めようとすることを、私たちは絶対に許してはなりません。

さて、それなら、どうすれば安倍首相らの陰険な策謀を打ち砕くことが出来るのでしょうか。国会が開かれておらず、したがって国会審議の場で安倍首相を追求し、批判することが出来ない以上、私たちは、別の形で安倍首相を批判し、政権の座から追い出すための策謀を巡らさなければなりません。

そのための、戦略として一つ考えられるのは、かつて、民主党の党勢が大きく伸び、政権交代が現実味を帯びてきたころ、さらにまた、民主党が政権に就き、鳩山内閣、菅内閣と続いた時に、政権批判の急先鋒に立った安倍首相や自民党の首領たち、さらには自民党支持の新聞、テレビメディアが、民主党を批判する際に必ず使っていたのにも関わらず、今ではすっかり忘れられた言葉になってしまった「政権担当能力」という言葉をもう一度復権させ、今度は、立憲民主党や国民民主党、共産党などの野党が、安倍首相と自民党に対して、「政権担当能力」をすでに失ってしまっている以上、速やかに野党に政権を渡すべきであると、国民に訴え、安倍首相の辞任と国会の解散を強く求めていくというものです。

ただこうした作戦が成功するためには、「政権担当能力」という言葉を、各野党は、国民の目と耳に届く形で繰り返し復唱し、今年の流行語として復権させなければなりません。国会が閉鎖中の現下の情況で、国民に直接訴える手段としては、テレビメディアを通して、野党議員は、「政権担当能力」という言葉をことあるごとに使い、今の安倍政権と自民党に「政権担当能力」があるのか、ないのかについて議論を呼びかける。あるいはまた、立憲民主党の枝野幸男代表が、「文藝春秋」のようなオピニオン雑誌に、「安倍首相に政権担当能力はあるか?」という記事を寄稿するというのも一つの手ではないでしょうか。

さらにまた、もう一つ、朝日新聞を筆頭に、主要全国紙に、上述したように、「安倍内閣不支持率は62.2%/安倍晋三内閣総理大臣殿、政権担当能力がない以上、速やかに辞任すべきではないでしょうか」という、全面意見広告を掲載するなど、あらゆる機会を利用して、「政権担当能力」という言葉を、国民の意識に刷り込むべく、努力していくべきではないでしょうか。

そして、政権担当能力を安倍内閣・自民党がすでに失っていることを、国民に周知させ、国民の中からボトムアップで退陣を迫る声を盛り上げていく時が来ています。直近の時事通信の世論調査では、「支持政党なし」が60%を超えました。政治不信はこれまでにないほどの勢いになっています。半数以上の人が、どの政党も支持できないと表明しているのです。今こそ、野党がまとまって、自分たちこそが「政権担当能力」を持つ政治勢力であることを、熱く国民に訴えかけるべきを時なのではないでしょうか。

いまだに「敵地攻撃能力」などという言葉が飛び交う敗戦から75年目のこの夏、再びだらだらと「いつか来た道」へ戻っていかないように、強いブレーキを踏んで政治の方向をたださねばなりません。この声が全国に大きく響くように、「ガンジーの会」は、8月9日正午より、ハンストを実施します。賛同いただき、参加いただければ嬉しく思います。

 2020年8月6日
 「ガンジーの会」代表 末延芳晴


   ■ 第175回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施要項■

1.日時:2020年8月9日(日)正午から、24時間ハンスト。
     *水と白湯は可。
2.参加方法:参加希望者は、下記の本会ホームページの「参加申込」
のサイトに、8月9日正午までに、名前(ハンドルネームも可)、
年代、都道府県名、簡単なコメントなどを書き込んで下さい。
     http://www.9jo-gandhi-hansuto.net/
3.参加表明:このハンスト・インの運動は、インターネットで意志表明をす
ることによって、他の参加者や全国で志を同じくする人々と励まし合い、九条を護る運動の輪を広げていくことが目的です。従ってなるべく事前に参加表明を書き込んで下さると、参加する方々が連帯感をもってスタートできて嬉しく思います。
4.終了報告:24時間のハンストが終了しましたら、終了報告を書きこんで
下さい。これを怠るとあなたが自衛隊の海外派兵や9条の改悪・廃棄に反対してハンストを行なったことが誰にも伝わりません。あなた自身の意志を明確に表明し、あなたが終了報告を書き込んで初めて、ハンストという行為が政治的抗議行動になることをお忘れなく。
5.実施方法:初めて参加される方は、ハンスト上の注意や方法などホームペ─ジの「実施要項」を必ずお読みの上、ご参加下さい。また、24時間のハンストができるかどうか自信がなくても心配はいりません。まずはじめてみましょう。出来る人が、出来るところまでやる。それであなたの意志は十分に参加する人たちに伝わります。
6.その他 :パソコンを使えない方の分は、まとめ役の方が、一括して参加者名をご報告下さいますようお願いします。

◎参加に当たって、分からないことなどありましたら下記「ガンジーの会」の 公式メールアドレスへご連絡下さい。

   v.gandhi@dia.janis.or.jp

2020年8月6日

「ガンジーの会」代表:末延芳晴
 

第174回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせ

 投稿者:「ガンジーの会」代表:末延芳晴  投稿日:2020年 7月 6日(月)10時27分28秒 softbank126091120235.bbtec.net
返信・引用
  日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ

日中の日差しはまだそれほど強くなく、気温も高くないのですが、ジトジトと梅雨の雨が降り続き、湿度が高いせいで、不快指数が高い日が続いております。

そうした中、新型コロナ・ウィルス集団感染禍という、全地球的規模に及ぶ、人類史上未曽有の大災厄に襲われてから半年近く経ち、「緊急事態宣言」が解除されてからも一か月以上が経とうというのに、事態は一向に収束の方向に向かう気配を見せておらず、国民の不安といつまで続くか分からない、暗黙の「自粛」要請に対するフラストレーションは日ごとに高まろうとしているように見えます。

くわえて、新感染者数の増加の勢いは東京だけでなく、全国レベルで広がりつつあり、4日の夜現在で、新たに確認された感染者数は274人。しかも、この増加の勢いは、安倍首相が「日本は、世界のモデル・ケースとして、感染拡大阻止に成功した」と胸を張り、「緊急事態宣言」の解除を宣言した直後から増加の傾向を示し始めているとのこと。一体、政府及び東京都の感染症対策は何だったのだろうかと、不安は募るばかりです。

ところが、不幸は不幸を呼ぶとでも言うべきか、目には見えない感染症の脅威が全国レベルで広がり、日に日に国民の不安が高まろうとしているさなか、今度は、大型の集中豪雨が九州南部を襲い、熊本県南部の人吉市と八代市を結ぶ球磨川が氾濫し、流域の市町村が屋根まで冠水し、被災者の多くが避難生活を余儀なくされ、また死者の数は、現時点で15名、行方不明は11人になっているとのことです。

新型コロナ感染の脅威に加えて、今回の集中豪雨による河川の氾濫、それに伴う家屋の冠水破壊、道路や橋等公共交通施設の損壊などなど、正に泣きっ面に蜂とも言うべき、二重の災害に襲われ避難生活を余儀なくされている南九州地方の皆様には、心からお見舞い申し上げ、あわせて命を落とされた方々には、ご冥福をお祈りする次第です。


さて、毎月9日恒例の「9の日・9条・ハンスト・イン」近づいて参りましたので、ご案内いたします。174回目に当たる今回の「ハンスト・イン」は、7月9日(木曜)正午からスタートします。

新聞やテレビの報道によりますと、東京都の新感染者の増加の勢いは、すでに小池知事が策定し、「緊急事態宣言」を行い、都民に「Stay Home」を呼び掛けた時の基準値を上回っているとのこと。この勢いは今後一層増加の一途を辿るはずだと、専門家は予測しております。

新型コロナ・ウィルス集団感染禍という、全地球的規模に及ぶ、人類史上未曽有の大災厄に襲われてから半年近く経ち、「緊急事態宣言」が解除されてからも一か月以上が経とうというのに、事態は一向に収束の方向に向かう気配が見えず、逆に東京では新感染者の数が、再び増加の傾向を見せ、東京では7月2日以降、新感染者の数は連日100人を超え、4日の午後9時の時点では131人に達したとのこと。

これ等の数字は、東京都が策定した「緊急事態宣言」の基準をオーバーしており、この勢いは今後一層増加の一途を辿るはずだと予測されている中、小池都知事は、バカの一つ覚えのように「夜の街」、「夜の街」と繰返し、まるで諸悪の根源が「夜の街」にあるように言いくるめ、都知事選挙を間近に控えて、下手にじたばたするのはよくないという、いかにも狡猾な政治家らしい計算と判断で、半ば意図的に感染増大の勢いを阻止しようとせず、この先どうなっていくのか分からない事態に到ってしまった原因と責任を、すべて「夜の街」におっかぶせて、自分は拱手傍観、知らぬふりで押し通そうとしているように見えます。「都知事選」の選挙戦が終盤を迎えた今こそ、東京都民と共にいかにしてこの未曽有の大災厄を乗り切り、東京都の新たな未来像を創出すればいいのか、雄弁に語らなければならないというのに・・・・・。

要するに小池都知事は、新型コロナ・ウィルス感染禍という災厄を乗り切るための知恵も、気力も、情報も持ち合わせていないということ。それにもかかわらず、小池知事は「東京都知事」であり続けたいという個人的な野心だけに駆り立てられて、知事選に再出馬したということなのでしょう。平時であれば、小池氏のような、やたら権力志向が強く、公衆とマスコミ向けのパフィーマンスに長けた政治家でも都知事の職はそれなりに務まるのかもしれませんが、今回の新型コロナ・ウィルス感染禍といった、人類が初めて経験する危機と正面から立ち向かい、災禍を最小限に食い止める形で、事態を収束させていくには、いかにも荷が重いというか、世界最大都市の東京の首長を務め、災禍をできるだけ早く食い止め、ポスト・コロナの時代に向けて、新しい日本の政治や社会、文化のあり方について、全人類史的視野と、かつまた文明論的視点から、説得力のあるビジョンを打ち出すのには、いかにも器が小さく、不適任だと言わざるを得ません。

ところが、そんな小池知事を、立憲民主党や国民民主党の支持者の6割方が支持しているというのですから、何をかいわんやで、情けないというしかありません。

今回、私たちが174回目の「ハンスト・イン」に入る、9日の正午の時点で、すでに知事選は終了し、新しい知事が決まっていることになりますが、多分、結果は、小池氏が最多得票数を獲得し、知事に再選されることになるのでしょう。そしてまた、どちらが2位になるかは分かりませんが、宇都宮健児氏と山本太郎氏の得票数を合わせると小池氏を上回るという形で、反自民系の立候補者が共倒れするという、これまでの国政選挙と全く同じパターンが繰り替えされることになるのでしょう。

そして、このような事態が再び繰り返されたことに対して、私たちはもうすでに怒ることも忘れてしまっています・・・・・。しかし、それ見たことかと、あとから立候補を表明した山本太郎氏に対する批判の声が、立憲民主党や共産党の支持者、ひいて無責任なネトウヨの中から高まり、次の国政選挙に向けた立憲、共産、国民民主、社民党、「れいわ新選組」などによる野党連合に向けた動きに水を差すことになることは十分予測されます。

しかし、今回の選挙に限って、私たちは、小池氏に利するだけで、また同じ過ちを繰り返すのかという批判を、山本太郎氏に向けることは控えるべきだと思います。なぜなら、山本氏が立候補したことで、選挙戦が盛り上がり、結果として反小池票がかなりの数増えた。言い換えれば、小池、宇都宮、山本の三候補の得票数がかなり接近し、接戦の末、小池氏がかろうじて勝利を収めたという形で、決着がつく可能性が高くなったからです。

私たちは、立憲民主党と共産党、さらに社民党が共同支援する宇都宮健児氏の誠実な人柄と知性、人権派の弁護士としてのキャリア、東京都民の立場に立った政策立案能力と実行に向けた決意と情念を疑うわけではありません。宇都宮氏が、今回の選挙で新知事に選ばれれば、美濃部都政の時のように、本当の意味で東京都民のためになる都政を敷いてくれ、実際に相当の成果を挙げてくれるだろうと思います。

ただしかし、東京都の新知事を選出する選挙ということになると、今の都民の意識は、美濃部亮吉氏を新知事に選び、革新都政を敷くことで、自民党独裁の保守国政に対抗させた、かつての東京都民の意識とはかなり大きく変わってしまっているということ。特に、美濃部都政が実現したときには、都民は、自民党推薦の候補と美濃部氏の、どちらに都政を委ねた方がいいか、新聞報道をベースに、かなり慎重に検討し、最終的に美濃部氏を選ぶという良識的な判断力を持っていました。

しかし、あれから40年もの年月が経ち、都民の意識は大きく変化してしまいました・・・・・。つまり、テレビ報道の影響力が、当時とは比較にならないくらい強く、大きくなり、今の都民は、立候補者の政治的能力や信念、政治家としての人格の高さや政策の策定や実行能力などより、テレビ・メディアを通して、名前や顔が全国的に知られていて、テレビの画面で派手なパフォーマンスや大衆受けする突飛な政策をぶち上げることのできる候補者を高く買い、一票を投じてしまうようになってしまっているからです。要するに名前と顔が売れている候補者の方に票がながれるという、一種のポピュリズム的な形が定着してしまっているということなのです。

そうした都民の質の変化が影響して、今回の都知事選挙に、名前と顔がある意味で、日本で一番売れているかも知れない山本太郎氏が立候補していなかったなら、宇都宮氏が、かなりの差で小池氏に惨敗していたのではないか・・・・・。

そうした意味で、山本太郎氏が、今回、立候補を宣言した際の記者会見で、「宇都宮氏の票を取りに行くのではなく、小池氏の票を分捕りに行く」と宣言したことは、大変意味深い含意を持っていたといえます。つまり、自分が立候補することで、宇都宮氏の惨敗を回避し、あわせて小池氏圧勝の尻馬に乗って、窮地に追い込まれていた安倍政権にもう一度勢いをつけて・・・ともくろんでいた安倍首相と自民党、そして阿吽の呼吸で安倍+自民党と気脈を通じ合ってきた小池氏の思惑をぶち壊しにし、あわせて、今回の都知事選挙で敗北を喫しても、立憲民主党や共産党が受けるダメージを最小限に食い止め、来年に行われるはずの国政選挙(衆議院選挙)に向けて、立憲民主党や共産党が、野党連携体制を一層強化して、十分戦えるよう余力を温存させようという周到な狙いが秘められているということなのです

といったわけで、今回、野党側の立候補者が負けたことは致し方ないとして、野党各党は、国政や主要な地方自治体の首長選挙で、投票率が50%に届かず、かつまた、最高得票者の得票数が、2位、3位の候補者の得票数より少ない場合は、コンピューターによる投票システムを開発することで、一位と二位の決選投票を行うように、選挙制度の改正に向けて本気で取り組むべきではないでしょうか。

以上を踏まえて、私たちは、日本の選挙システムが、より簡便で、民意がストレートに反映しやすい方向で、改善されることを求めて、来る9日の「ハンスト・イン」に参加する所存です。
ご賛同いただけましたら、一人でも多くの方々が「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加してくださるよう期待してお待ちしております。

  
 ■ 第174回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施要項■

1.日時:2020年7月9日(木)正午から、24時間ハンスト。
     *水と白湯は可。

2.参加方法:参加希望者は、下記の本会ホームページの「参加申込」のサイトに、7月9日正午までに、名前(ハンドルネームも可)、年代、都道府県名、簡単なコメントなどを書き込んで下さい。

     http://www.9jo-gandhi-hansuto.net/

3.参加表明:このハンスト・インの運動は、インターネットで意志表明をす
ることによって、他の参加者や全国で志を同じくする人々と励まし合い、九条を護る運動の輪を広げていくことが目的です。従ってなるべく事前に参加表明を書き込んで下さると、参加する方々が連帯感をもってスタートできて嬉しく思います。


4・ 終了報告:24時間のハンストが終了しましたら、終了報告を書きこんで
下さい。これを怠るとあなたが自衛隊の海外派兵や9条の改悪・廃 棄に反対してハンストを行なったことが誰にも伝わりません。あなた自身の意志を明確に表明し、あなたが終了報告を書き込んで初めて、ハンストという行為が政治的抗議行動になることをお忘れなく。

5.実施方法:初めて参加される方は、ハンスト上の注意や方法などホームペ
─ジの「実施要項」を必ずお読みの上、ご参加下さい。また、24時間のハンストができるかどうか自信がなくても心配はいりません。まずはじめてみましょう。出来る人が、出来るところまでやる。それであなたの意志は十分に参加する人たちに伝わります。

6.その他 :パソコンを使えない方の分は、まとめ役の方が、一括して参加
者名をご報告下さいますようお願いします。

◎参加に当たって、分からないことなどありましたら下記「ガンジーの会」の
 公式メールアドレスへご連絡下さい。

   
v.gandhi@dia.janis.or.jp

2020年7月6日
「ガンジーの会」代表:末延芳晴


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第173回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせ

 投稿者:「ガンジーの会」代表:末延芳晴  投稿日:2020年 6月 6日(土)09時47分13秒 softbank126091120235.bbtec.net
返信・引用
  日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ

梅雨入りにはまだ少し間がありますが、それでも日中の気温は30度を越え、日に日に不快指数が高まってくるなか、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

毎月9日恒例の「9の日・9条・ハンスト・イン」近づいて参りましたので、ご案内いたします。

173回目に当たる今回の「ハンスト・イン」は、6月9日(火曜)正午からスタートします。

平成18(2006)年に安倍晋三首相が、第90代内閣総理大臣に就任して以来、私たち「ガンジーの会」は、一貫して、リレー式のハンガーストライキという自己犠牲的行為を通して、安倍政権下における度重なる憲法違反行為に抗議・反対し、辞任を求めて来ました。その結果、安倍首相は、今、もうあと一押しで辞任、内閣総辞職せざるを得ないところまで追い込まれています。

そうした意味で、皆さま方のもう一押しが、安倍首相の辞任を実現させるはずです。一人でも多く、志を同じくする方の参加をお待ちしております。

さて、前回、172回目の「ハンスト・イン」が終了する前から現在まで、以下の通り、安倍内閣による政治の私物化が疑われる事案が次々と起こっています。


1.黒川弘務検事長の検事総長就任を前提とした同氏の定年延長決定と、力づくで推し進められようとした検察総長の定年延長問題を巡る、司法の私物化疑惑。

2.黒川検事長が、朝日新聞や産経新聞の記者と賭けマージャンをしていたことが、「週刊文春」の報道で明らかになり、辞職したものの、安倍内閣の一存で懲戒処分は行われず、訓告のみで終わり、6000万円を越える退職金も支払われるということ。

3.新型コロナ感染症拡大を防ぐための全国小中学校の一斉休校、及び「緊急事態宣言」発令に伴う、全国国民への「自粛」要請と企業に向けての一斉休業要請、

4.河合克行元法務大臣とその妻案里氏への公職選挙法違反容疑による検察庁による厳しい調査と追及。

5.10兆円にも上る大規模な、新型コロナ感染症防止のための第2次補正予算案を、国会の審議なしで成立させようとしたこと。

6.新型コロナウィルス禍の影響で大きな打撃を受けた観光業救済のためという理由で、「Go To」キャンペーンという名目で、1.7兆円もの巨額な予算が付けられ、しかも、そのうち総事業費の2割に当たる3095億円もの予算が、委託業務費として計上されたこと。

7.コロナ禍で打撃を受けた中小企業支援のために給付される「持続化給付金」の事業を委託されている一般社団法人「サービス・デザイン推進協議会」に対する数々の疑惑。


以上、上げた数々の事実は、安倍首相とその内閣、さらには自民党が、新型コロナウィルス禍という、人類史上例のない、全地球的危機に直面しながら、全く危機管理能力も、方法論も、気概も持っていないことが、明々白々の事実として、天下にさらされたことを意味しております。

というわけで、私たちは、以下に掲げる13項目の理由で、これ以上、安倍首相に政権運営を委ねていては、到底現在の危機的状況を救うことは不可能であり、さらには、将来の日本に回復不可能な甚大な禍根を残しかねないという理由から、速やかに辞任、退陣することを求めるものであります。


1.あらゆる意味で、「美しい国」日本を代表する「顔」としての品位を欠き、口先だけで「責任を痛感している」とか「国民からの批判の声を真摯に受け止めたい」などと、これまでに50数回も繰り返しながら、一度も責任を取ろうとして来なかった安倍首相の振る舞いは、総理大臣として余りにも誠意に欠け、国民を侮辱するに等しいと言わざるをえない。

2.安倍首相や自民党が、なりふり構わず強引に、黒川検事長の定年を延期させたり、黒川検事長を次期検事総長に据えるために、検察庁法の定年規定を改定しようとしたりしたことは、行政府による実質的司法府の私物化以外の何物でもなく、これ以上、安倍政権による政治の「私物化」を許さないためにも、立憲民主党を中心とする野党とメディアは、安倍首相退陣要求のキャンペーンを張らなければならない。

3.新型コロナ禍の蔓延を阻止するための具体的、かつ有効な対抗措置を講ずることに窮した安倍首相は、当事者の誰にも相談なく独断で「やっている」感を演出する目的で、今年3月2日から、全国小中学校の臨時休校を、唐突に要請しましたが、果たしてこのような形で、憲法が保障する学齢児童の教育を受ける権利を、総理大臣の思い付きに過ぎない一存で決めていいものかは、今後国会審議の場で、立憲民主党を中心にメディアも含めて徹底的に検証する必要がある。

4.さらにもう一つ、安倍首相は、一斉臨時休校を要請(実際には命令)することで、児童たちが、この人類史上未曽有と言っていい全地球的災禍を、人類がより健康で、幸福に生きうるために必要な科学的ノウハウと技術、さらには社会的形態や組織を新たに開発するための絶好の機会としてとらえ、大人たちと一緒になって危機克服のために戦い、勝ち抜いたという勝利感を体験するための格好のチャンスを奪ってしまった。この1点をもってしても、安倍首相は、日本の総理大臣たる資格に欠けていると言わざるを得ません。

5.安倍首相が、日本の総理大臣にふさわしくないと、私たちが考えるもう一つの理由は、今回の危機に直面して、安倍首相がこの危機を、地球的規模で、かつ全人類史的、あるいは文明史的視点からその本質を考察し、私たち日本人が、これから先の世界をいかに生きていくかという点に関して、何ら独自の視点を明らかにすることなく、一日でも早く、日本経済をコロナ禍発生前の状態に戻し、自らのリーダーシップの下に来年、オリンピックを開催し、自身の花道を飾りたいだけという、極めて幼児的、かつ利己的な野心をむき出しにしているからです。

6.さて、それならコロナ禍が私たちに突き付けている全人類史的、文明史的教訓とは何なのか。それは、これまで快楽や幸福の時間をもたらす根拠を外の世界に存在する物質のみに求め、内なる世界、すなわち私たちの精神や感性の世界を置き去りにしてくることで成り立っていた現代日本人の「生」の在り方が、それが本当に人間的に幸福な時間を約束してくれるのだろうか、私たち日本人はもっともっと私たち自身の内なる時間と空間に立ち返らなければならないのではないかということを、教え諭してくれているということなのです。

7.それでは、なぜ私はそのことに気づいたのか? 聊か、私事で恐縮ですが、その理由について記させてもらうと、それは、「自粛」とはいいながら、半ば強制的に求められた「Stay Home」の生活を続けるなかで、そこにもう一つ別の私の忘れてきた「時間」が流れていることに気づいたということなののです。つまり、文学について書くことを仕事とする人間の嗜みとして、夏目漱石や永井荷風が「業余の嗜み」として、絵筆を揮うことを好んだように、私もまた、花や草木など自然世界の現象を写真に撮ることを嗜みとしており、「Stay Home」の期間中、京都を訪れる内外の観光客が激減したことを幸いに、竜安寺や金閣寺、銀閣寺、大徳寺など、普段は観光客が詰めかけ、押し合い圧し合いしている寺々を巡って、これ幸いと牡丹や芍薬、菖蒲、虞美人草などの草花や楓や花水木の若葉を撮影して回ったのですが、その時気づいたのは、それらの寺々を流れる時間に、私が大学生時代に、夏休みとか春休みを利用して、京都や奈良の寺々を回り、仏像を拝んで回った時に流れていた、ゆったりと静かに、落ち着いた時間が蘇っていたということなのです。


8.そうなのです、プルーストの長編小説『失われた時と求めて』ではないですが、「失われた時間」は現実的には永久に取り戻せない。だから、その代償として、私たちは、「記憶」を蘇らせることを通してしか、「失われた時間」と取り燃すことができないのです。ところが、今回の新型コロナウィルス蔓延という災禍は、60年近い昔、私が感じ、幸福なる時間の源泉として受け入れて、そしてそれ以降の長い人生において、「記憶」の中に流れる「時間」を通してしか蘇らせることのできなかった時間を、コロナウィルス禍は、現実に流れる時間として蘇らせてくれたのです。
  それは、私にとって、実に印象的で、意味の深い体験であり、そこから私は、今回の未曽有の危機に直面して、私たち日本人が学ばなければならない教訓を教えられたという思いを抱くに至ったわけです。

9.「緊急事態宣言」の解除を受けて、私たち個人個人のレベルから企業のレベルまで、社会的活動が復活し、それまで日本人を縛ってきて、やたら性急で、せかせかと流れていく人工的時間が再びよみがえろうとしています。しかし、このような形で、私たちの社会的時間を回復させても、確かに経済活動は一時的に活発化するでしょうが、今年の秋から来年の冬に予想されている新コロナウィルス感染症の第二波、第三波に襲われたならば、日本の経済は二度と立ち直れない深刻な打撃を受けることは、間違いありません。

10.そうした不幸を避けるためにも、安倍首相は人類史的、文明史的視点から、今回の危機が私たちに意味するところのものを見抜き、戦後日本を縛ってきた経済効率のみを追いかける時間の流れを別のものにすべく全力を傾けなければならないにもかかわらず、安倍首相にはそのような考えは全くない。

11.ここで想起してほしいのは、いまから9年まえ、東北大震災の影響で原子力発電所が破壊され、放射能が漏れて、東半分の日本が放射能に汚染されかねないという、人類史的、文明史的危機に立たされて、時の総理大臣菅直人氏が、様々な批判を受けながらも、文明史的視点に立って、「脱原発」という形で、ポスト東日本大震災において、日本の進むべき方向性を提示し、その実現に向けて努力したということ。そしてその時、菅氏を支える官房長官として、不眠不休で獅子奮迅の働きをしたのが、現立憲民主党代表の、枝野幸男氏であることは、広く知られているところです。

12.そうなので、安倍首相を「これではだめだ」と言いながら、「他に代わる人がいないから」と言って、少なからぬ安倍支持者が、消極的支持を与えているというのが、安倍政権を今まで持ちこたえさせて大きな要因であるわけです。ですが、そういう形で安倍首相を支持し続ける限り、安倍首相に取って変わりうる総理大臣候補は生まれてこないことは明らかなのです。

13.そうした意味で、私たちは、立憲民主党の枝野代表こそは、文明史的視点に立って、コロナ危機を乗り越え、日本の進むべき方向性と寄って立つべき新しい社会的時間のあり様を提示できる、数少ない政治家であると確信する次第であります。


以上を踏まえて、私たちは、安倍首相の速やかな辞職を強く求めて、9日の正午から、
24時間の「ハンスト・イン」に入る所存です。ご賛同いただけましたら、このハンスト・インに参加され、安倍首相退陣のもう一押しをして下さいますようお願いします。


■ 第173回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施要項■

1.日時:2020年6月9日(火)正午から、24時間ハンスト。
     *水と白湯は可。

2.参加方法:参加希望者は、下記の本会ホームページの「参加申込」
     のサイトに、6月9日正午までに、名前(ハンドルネームも可)、
     年代、都道府県名、簡単なコメントなどを書き込んで下さい。
     http://www.9jo-gandhi-hansuto.net/

3.参加表明:このハンスト・インの運動は、インターネットで意志表明をす
     ることによって、他の参加者や全国で志を同じくする人々と励まし
     合い、九条を護る運動の輪を広げていくことが目的です。従ってな
     るべく事前に参加表明を書き込んで下さると、参加する方々が連帯
     感をもってスタートできて嬉しく思います。

4.終了報告:24時間のハンストが終了しましたら、終了報告を書きこんで
     下さい。これを怠るとあなたが自衛隊の海外派兵や9条の改悪・廃
     棄に反対してハンストを行なったことが誰にも伝わりません。あな
     た自身の意志を明確に表明し、あなたが終了報告を書き込んで初め
     て、ハンストという行為が政治的抗議行動になることをお忘れなく。

5.実施方法:初めて参加される方は、ハンスト上の注意や方法などホームペ
     ─ジの「実施要項」を必ずお読みの上、ご参加下さい。また、24
時間のハンストができるかどうか自信がなくても心配はいりません。
まずはじめてみましょう。出来る人が、出来るところまでやる。そ
れであなたの意志は十分に参加する人たちに伝わります。

6.その他 :パソコンを使えない方の分は、まとめ役の方が、一括して参加
者名をご報告下さいますようお願いします。

◎参加に当たって、分からないことなどありましたら下記「ガンジーの会」の
   公式メールアドレスへご連絡下さい。

      
v.gandhi@dia.janis.or.jp

2020年6月6日

「ガンジーの会」代表:末延芳晴
 

第172回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせ

 投稿者:「ガンジーの会」代表:末延芳晴  投稿日:2020年 5月 6日(水)18時13分54秒 softbank126091120235.bbtec.net
返信・引用
  日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ

5月の青空を背景に、野山を吹き抜ける風を受けて鯉のぼりが翩翻と翻る中、みなさま、ご機嫌麗しくお過ごしのこと、お慶び申し上げます・・・・・・と書きたいところですが、新型コロナ・ウィルス感染の拡大を防ぐため、「緊急事態宣言」が宣告され、行動の自粛が、日本社会特有の同調圧力によって半ば強制的に求められ、大方の国民が「Stay Home」することを余儀なくされているなか、皆様も「いつまで続くのか」といったお気持ちでお過ごしのこと、御同情申し上げる次第です。

さらに加えて、最初の「緊急事態宣言」が公布されてすでに一か月近く経っているのに、事態は一行の収束の気配を見せないなか、さらなる延期宣言ですから、だれもがうんざりし、いい加減にしてくれという思いを強くしていることと思います。

そんな中、毎月9日恒例の「9の日・9条・ハンスト・イン」が近づいてまいりました。172回目に当たる今回は、5月9(日)正午から、24時間のハンガーストライキがスタートします。万障お繰り合わせの上、参加くださいますよう、伏してお願い申上げる次第です。

さて、安倍首相は、5月4日、「緊急事態宣言」の再延長を宣言した日の記者会見の場で、眼差しを国民の目線と交わすことを一度もせず、ただただ官僚の作成したプロンプターを棒読みし、口先だけで、「国民の皆様と共に戦って、勝利を収めましょう」など、歯の浮くようなことを言い連ね、国民にさらに一層の「自粛」を求めました。

それだけでなく、安倍首相は、自身のスピーチを終え、新聞・テレビ記者との質疑応答に移った際、「一回目の緊急事態宣言で国民に自粛を求めながら、感染の拡大を阻止し、事態を収束させえなかったことに対して、総理自身の責任についてどう思うのか」という質問に対して、いつもの通り「自分の責任を痛感している」という決まり文句で答えただけで、あとは知らぬふりで通してしまいました。

私たちは、これまでに何度も、安倍首相が何か不都合なことがあるときは、必ず、「責任は自分にある」と言いながら、一度も具体的に、目に見える形で、責任を取ったことがないことを指摘してきました。

たとえば、安倍首相は、東京都や大阪府など主要都府県に対して、「緊急非常事態宣言」を行った4月6日の記者会見でも、「もし失敗したら責任を取るのか?」とオランダの記者に質され「私が辞任して済む話ではない!」と血相を変えて反論し、辞任する意思がまったくないことを内外に知らしめてしまったわけですが、今回もまた「責任を痛感するが、辞める意志は全くない」ことを明らかにしてしっまったわけです。

そもそも、失敗した場合は、自分が総理大臣の職をなげうって、国民に詫びるという覚悟もなくして、どうして国民に対して共に戦おうなどと呼び掛けられるのでしょうか? そんな覚悟も持っていない総理大臣などと、一緒に戦う気持ちを国民は持ちわせてないのです。

こうした安倍首相の腰の定まらないというか、無責任な言葉とそこに露呈してくる本音は、いちいち挙げていったら、きりがないのでこの辺でやめておきますが、一事が万事、安倍晋三という男は、内閣総理大臣でありながら、国民のために一命を賭して戦う意志など微塵も持ってないこと、そしてそうである以上、一日でも早くこの男を総理大臣の責から追放しなければならないことを、私たち国民は、もっと広く、深く知っておかなければならないのではないでしょうか。

ところで、ここでもう一つ安倍首相をこれ以上総理大臣の椅子に居座り続けさせることがいかに危険であるかと、私たちが考える理由は、安倍首相が今回「緊急事態宣言」を2度行い、それを国民が大きな抵抗を示すことなく受け入れ、「自粛」したことに便乗して、感染防止をさらに敏速かつ効果的にするには、「緊急事態条項」を憲法に書き加える必要があると言い募って、国民やメディアの関心が新型コロナ対策一辺倒に傾いている今の状況を便乗して、一気に憲法を書き替えてしまおうと、ひそかに狙っているということです。

新聞報道によりますと、安倍首相は、右派ジャーナリストの桜井よし子氏が主宰する「憲法フォーラム」に寄せたヴィデオ・メッセージで、新型コロナウィルスの感染拡が拡大する状況において、憲法を改正して「緊急事態条項」を新憲法書き加える必要があるとして、以下のように述べたということです。

 「今回のような未曽有の危機を経験した今、緊急事態において、国民の命や 安全を何としても守るため、国家や国民がどのような役割を果たし、国難を乗り越えていくべきか。そして、そのことを憲法にどのように位置付けるかについては、極めて重く、大切な課題であると、私自身、改めて認識した次第です。自民党がたたき台として既にお示ししている改憲4項目の中にも『緊急事態対応』は含まれておりますが、まずは、国会の憲法審査会の場で、じっくりと議論を進めていくべきであると考えます」

要するに、安倍首相は、コロナウィルス感染拡大という災禍に便乗して、「緊急事態条項」を憲法に書き加えることで、自らが最高統治者として国権の全権を掌握し、国民を自分の意のままに従わせたいという野心を、今も内心において煮えたぎらせているということなのです。

以上を踏まえて、私たちは、以下の4点を求めて、9日の正午から24時間ハンストによる「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加する所存です。

1. 安倍晋三首相及びその内閣、さらに自由民主党所属の国会議員、地方議会議員、
自民党党員に対して:

   安部首相に、コロナ・ウィルス感染症に有効に対処し、乗り切るだけの能力と
   覚悟と気力と胆力とがないことが分かった以上、速やかに内閣総理大臣の職を
   辞し、後進に道を譲るように安倍首相を説得し、それが不可能な場合は、党内
   に倒閣組織を立ち上げ、日本国民のために安倍内閣を打倒すべく立ち上がって
   欲しい。

2. 立憲民主党及び共産党、国民民主党、その他の護憲野党所属の国会議員や地方議会議員に対して:

   安倍首相が、上記(1)のアドヴァイスを受け容れず、引き続き総理大臣の職
   に留まることに固執する場合は、立憲、国民民主党と共産党が中心となって、
   超党派の救国国会議員同盟を結成し、自民都内の反安部派の若手議員を巻き込
   んで、安倍首相不信任案を国会に上程し、衆議院の解散総選挙に持ち込み、自
   民党を与党の立場から引きづり下ろす。そのうえで、新コロナ・ウィルスの脅
   威と国民と共に戦い、勝ち抜くだけの知恵と能力と勇気と覚悟、そして胆力を
   持ち備えた新しいリーダーを総理大臣の座に着かせる。

3.立憲民主党を中心とする野党各党及び新聞・テレビ等の報道メディアに対して:

   奈良新聞が、「いま見ていること、いま聴いていること、感じていることを忘
   れずに、つぎの選挙に行こう」とのみプリントした意見広告を、同紙の一面に
   掲載したように、野党各党は連携し合って、朝日新聞や毎日新聞などの主要全
   国紙と、京都新聞や信濃毎日新聞、北海道新聞、神奈川新聞など全国地方紙
   に、「日本の民主主義を守るために、いま見ていること、聴いていること、感
   じていることを忘れずに、選挙に行こう!」とのみプリントした全面意見広告
   を、何度も繰り返し掲載する。

4.全国紙、地方紙などの報道メディアに対して:

   日本の民主主義が今、崩壊の危機に立たされていることを危惧する全国紙や地
   方紙は、護憲野党からの働きかけがなくても、自主的な判断で、同様趣旨の意
   見広告を全面掲載する。

5.護憲野党に対してもう一つ:

  安倍首相が、今回「緊急事態宣言」を延期したにもかかわらず、感染拡大を食い
  止め、事態を収束の方向に持っていくことに失敗した場合、「緊急事態条項」が
  憲法に明記されていないため、有効な対処策を講じることができなかったためと
  いう口実設け、護憲野党を国会審議の場に座らせ、強引に自民党の改正案を国民
  投票にかける方向に持っていこうとすることを許すようなことがあっては、決し
  てならない。
  い。

■ 第171回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施要項■

1.日時:2020年4月9日(木)正午から、24時間ハンスト。
     *水と白湯は可。

2.参加方法:参加希望者は、下記の本会ホームページの「参加申込」
     のサイトに、4月9日正午までに、名前(ハンドルネームも可)、
     年代、都道府県名、簡単なコメントなどを書き込んで下さい。

     http://www.9jo-gandhi-hansuto.net/

3.参加表明:このハンスト・インの運動は、インターネットで意志表明をす
     ることによって、他の参加者や全国で志を同じくする人々と励まし
     合い、九条を護る運動の輪を広げていくことが目的です。従ってな
     るべく事前に参加表明を書き込んで下さると、参加する方々が連帯
     感をもってスタートできて嬉しく思います。

4.終了報告:24時間のハンストが終了しましたら、終了報告を書きこんで
     下さい。これを怠るとあなたが自衛隊の海外派兵や9条の改悪・廃
     棄に反対してハンストを行なったことが誰にも伝わりません。あな
     た自身の意志を明確に表明し、あなたが終了報告を書き込んで初め
     て、ハンストという行為が政治的抗議行動になることをお忘れなく。

5.実施方法:初めて参加される方は、ハンスト上の注意や方法などホームペ
     ─ジの「実施要項」を必ずお読みの上、ご参加下さい。また、24
時間のハンストができるかどうか自信がなくても心配はいりません。
まずはじめてみましょう。出来る人が、出来るところまでやる。そ
れであなたの意志は十分に参加する人たちに伝わります。

6.その他 :パソコンを使えない方の分は、まとめ役の方が、一括して参加
者名をご報告下さいますようお願いします。

◎参加に当たって、分からないことなどありましたら下記「ガンジーの会」の
   公式メールアドレスへご連絡下さい。

v.gandhi@dia.janis.or.jp

2020年4月6日

「ガンジーの会」代表:末延芳晴
 

ドイツ首相メリケル氏の国民へのスピーチ全文和訳

 投稿者:「ガンジーの会」代表:末延芳晴  投稿日:2020年 4月20日(月)10時42分6秒 softbank126091120235.bbtec.net
返信・引用
  会員及び支援者各位

千葉に住む学生時代からの友人が、ドイツのメルケル首相が、新型コロナウィルス克服のために国民に呼びかけたスピーチ全文の日本語訳を送ってくれました。

一国の宰相として、そして何よりも人間として、メルケル首相自身の歴史観と哲学と使命感、さらに心の内側から出てくる言葉で語られたメッセージは感動的であり、歴史的であると思います。

「ガンジーの会」の会員/支援者の方々にも、ぜひ読んでいただきたく、ここに全文紹介させてもらいます。

ドイツ首相メリケル氏の国民への演説

親愛なる国民の皆様、コロナウイルスは現在わが国の生活を劇的に変化させています。私たちが考える日常や公的生活、社会的な付き合い 、こうしたものすべてがかつてないほど試されています。何百万人という方々が出勤できず、子どもたちは学校あるいはまた保育所に行けず、劇場や映画館やお店は閉まっています。そして何よりも困難なことはおそらく、いつもなら当たり前の触れ合いがなくなっているということでしょう。もちろんこのような状況で私たちはみな、これからどうなるのか疑問や心配事でいっぱいです。私は今日このような通常とは違った方法で皆様に話しかけています。それは、この状況で連邦首相としての私を、そして連邦政府の同僚たちを何が導いているのかを皆様にお伝えしたいからです。

開かれた民主主義に必要なことは、私たちが政治的決断を透明にし、説明すること、私たちの行動の根拠をできる限り示して、それを伝達することで、理解を得られるようにすることです。もし、市民の皆さんがこの課題を自分の課題として理解すれば、私たちはこれを乗り越えられると固く信じています。

このため次のことを言わせてください。事態は深刻です。あなたも真剣に考えてください。東西ドイツ統一以来、いいえ、第二次世界大戦以来、これほど市民による一致団結した行動が重要になるような課題がわが国に降りかかってきたことはありませんでした。私はここで、現在のパンデミックの状況、連邦政府および各省庁がわが国のすべての人を守り、経済的、社会的、文化的な損害を押さえるための様々な措置を説明したいと思います。しかし、私は、あなたがた一人一人が必要とされている理由と、一人一人がどのような貢献をできるかについてもお伝えしたいと思います。

パンデミックについてですが、私がここで言うことはすべて、連邦政府とロバート・コッホ研究所の専門家やその他の学者およびウイルス学者との継続審議から得られた所見です。世界中で懸命に研究が進められていますが、コロナウイルスに対する治療法もワクチンもまだありません。この状況が続く限り、唯一できることは、ウイルスの拡散スピードを緩和し、数か月にわたって引き延ばすことで時間を稼ぐことです。これが私たちのすべての行動の指針です。研究者がクスリとワクチンを開発するための時間です。また、発症した人ができる限りベストな条件で治療を受けられるようにするための時間でもあります。ドイツは素晴らしい医療システムを持っています。もしかしたら世界最高のシステムのひとつかもしれません。そのことが私たちに希望を与えています。

しかし、わが国の病院も、コロナ感染の症状がひどい患者が短期間に多数入院してきたとしたら、完全に許容量を超えてしまうことでしょう。これは統計の抽象的な数字だけの話ではありません。お父さんであり、おじいさんであり、お母さんであり、おばあさんであり、パートナーであり、要するに生きた人たちの話です。そして私たちは、どの命もどの人も重要とする共同体です。

私は、この機会にまず、医師として介護サービスやその他の機能でわが国の病院を始めとする医療施設で働いている方すべてに言葉を贈りたいと思います。あなた方は私たちのためにこの戦いの最前線に立っています。あなた方は最初に病人を、そして、感染の経過が場合によってどれだけ重篤なものかを目の当たりにしてます。そして毎日改めて仕事に向かい、人のために尽くしています。あなた方の仕事は偉大です。そのことに私は心から感謝します。

さて、重要なのは、ドイツ国内のウイルスの拡散スピードを緩やかにすることです。そして、その際、これが重要ですが、1つのことに賭けなければなりません。それは、公的生活を可能な限り制限することです。もちろん理性と判断力を持ってです。国は引き続き機能し、もちろん供給も引き続き確保されることになるからです。私たちはできる限り多くの経済活動を維持するつもりです。しかし、人を危険にさらす可能性のあるものすべて、個人を、また共同体を脅かす可能性のあるものすべてを今減らす必要があります。人から人への感染リスクを可能な限り抑える必要があります。今でもすでに制限が劇的であることは承知しています。イベント、見本市、コンサートは中止、とりあえず学校も大学も保育所も閉鎖され、遊び場でのお遊びも禁止です。連邦政府と各州が合意した閉鎖措置が、私たちの生活に、そして民主主義的な自己認識にどれだけ厳しく介入するか、私は承知しています。わが連邦共和国ではこうした制限はいまだかつてありませんでした。私は保証します。旅行および移動の自由が苦労して勝ち取った権利であるという私のようなものにとっては、このような制限は絶対的に必要な場合のみ正当化されるものです。そうしたことは民主主義社会において決して軽々しく、一時的であっても決められるべきではありません。しかし、それは今、命を救うために不可欠なのです。このため、国境検査の厳格化と重要な隣国数か国への入国制限令が今週初めから発効しています。経済全体にとって、大企業も中小企業も、商店やレストラン、フリーランサーにとっても同様に、今は非常に困難な状況です。今後何週間かはいっそう困難になるでしょう。

私は皆様に約束します。連邦政府は、経済的影響を緩和し、特に雇用を守るために可能なことをすべて行います。わが国の経営者も被雇用者もこの難しい試練を乗り越えられるよう、連邦政府は、必要なものをすべて投入する能力があり、またそれを実行に移す予定です。また、皆様は、食料品供給が常時確保されること、たとえ1日棚が空になったとしても補充されること信じて安心してください。スーパーに行くすべての方にお伝えしたいのですが、備蓄は意味があります。ちなみにそれはいつでも意味のあるものでした。けれども限度をわきまえてください。何かがもう二度と入手できないかのような買い占めは無意味ですし、つまるところ完全に連帯意識に欠けた行動です。ここで、普段あまり感謝されることのない人たちにもお礼を言わせてください。このような状況下で日々スーパーのレジに座っている方、商品棚を補充している方は、現在ある中でも最も困難な仕事のひとつを担っています。同胞のために尽力し、言葉通りの意味でお店の営業を維持してくださりありがとうございます。

さて、今日私にとって最も緊急性の高いものについて申し上げます。私たちがウイルスの速すぎる拡散を阻止する効果的な手段を投入しなければ、あらゆる国の施策が無駄になってしまうでしょう。その手段とは私たち自身です。私たちの誰もが同じようにウイルスにかかる可能性があるように、今誰もが皆協力する必要があります。

まず第一の協力は、今日何が重要なのかについて真剣に考えることです。パニックに陥らず、しかし、自分にはあまり関係がないなどと一瞬たりとも考えないことです。不要な人など誰もいません。私たち全員の力が必要なのです。私たちがどれだけ脆弱であるか、どれだけ他の人の思いやりのある行動に依存しているか、それをパンデミックは私たちに教えます。また、それはつまり、どれだけ私たちが力を合わせて行動することで自分たち自身を守り、お互いに力づけることができということでもあります。一人一人の行動が大切なのです。

私たちは、ウイルスの拡散をただ受け入れるしかない運命であるわけではありません。私たちには対抗策があります。つまり、思いやりからお互いに距離を取ることです。ウィルス学者の助言は明確です。握手はもうしない、頻繁によく手を洗う、最低でも1.5メートル人との距離を取る、特にお年寄りは感染の危険性が高いのでほとんど接触しないのがベスト、ということです。こうした要求がどれだけ難しいことか私は承知しています。緊急事態の時こそお互いに近くにいたいと思うものです。私たちは好意を身体的な近さやスキンシップとして理解しています。けれども、残念ながら現在はその逆が正しいのです。これはみんなが本当に理解しなければなりません。今は、距離だけが思いやりの表現なのです。よかれと思ってする訪問や、不必要な旅行、こうしたことすべてが感染を意味することがあるため、現在は本当に控えるべきです。

専門家がこう言うのには理由があります。おじいちゃんおばあちゃんと孫は今一緒にいてはいけない、と。不必要な接触を避けることで、病院で日々増え続ける感染者の世話をしているすべての方々を助けることになります。こうして命を救うのです。多くの人にとってこれはきついことでしょう。誰も一人にしないこと、声かけと希望が必要な方たちの世話をすることも重要になってきます。私たちは家族として、また社会として別の相互扶助の形を見つけるでしょう。今でもすでに、ウイルスとその社会的影響に対抗する創造的な形態が出てきています。今でもすでに、おじいちゃんおばあちゃんがさみしくないようにポッドキャストをするお孫さんたちがいます。私たちは皆、好意と友情を示す別の方法を見つけなければなりません。スカイプや電話、イーメール、あるいはまた手紙を書くなど。郵便は配達されるのですから。自分で買い物に行けないお年寄りのための近所の助け合いの素晴らしい例も今話題になっています。

まだまだ多くの可能性があると私は確信しています。私たちがお互いに一人にさせないことを社会として示すことになるでしょう。皆様にお願いします。今後有効となる規則を遵守してください。私たちは政府として、何が修正できるか、また、何がまだ必要なのかを常に新たに審議します。状況は刻々と変わりますし、私たちはその中で学習能力を維持し、いつでも考え直し、他の手段で対応できるようにします。そうなればそれもご説明します。このため、皆様にお願いします。噂を信じないでください。公的機関による通達のみを信じてください。通達は多くの言語にも翻訳されます。私たちは民主主義社会です。私たちは強制ではなく、知識の共有と協力によって生きています。これは歴史的な課題であり、力を合わせることでしか乗り越えられません。

私たちがこの危機を乗り越えられるということには、私はまったく疑いを持っていません。けれども、犠牲者が何人出るのか。どれだけ多くの愛する人たちを亡くすことになるのか。それは大部分私たち自身にかかっています。私たちは今、一致団結して対処できます。現在の制限を受け止め、お互いに協力し合うことができます。この状況は深刻であり、まだ見通しが立っていません。 それはつまり、一人一人がどれだけきちんと規則を守って実行に移すかということにも事態が左右されるということです。たとえ今まで一度もこのようなことを経験したことがなくても、私たちは、思いやりを持って理性的に行動し、それによって命を救うことを示さなければなりません。それは、一人一人例外なく、つまり私たち全員にかかっているのです。皆様、ご自愛ください、そして愛する人たちを守ってください。ありがとうございました。
 

第171回「9の日・9条・ハンストイン」開催のお知らせ

 投稿者:「ガンジーの会」代表:末延芳晴  投稿日:2020年 4月 6日(月)19時42分32秒 softbank126091120235.bbtec.net
返信・引用
  日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ

 東京を中心に日を追って感染者が急増し、新型コロナ・ウィルスの脅威が深刻化する中、皆さま、「大丈夫だろうか」という不安と、それでも「私は大丈夫」という安心感がない合わせになって、心落ち着かない日々をお過ごしのことと思います。

 ただ、それでも桜の花は、今年も間違いなく咲き始め、例年より一週間ほど早く、4月3日ころに満開を迎え、不安を抱く私たちの心を慰め、潤してくれています。

 花見と言えば、毎年、私は、賀茂川土手に咲く満開の桜を見上げながら、必ず思い起こす、日本近代文学において、白眉の短編小説と言われてきた小説があります。肺結核のため31歳の若さで逝った、天才小説家梶井基次郎の、「櫻の樹の下には屍體が埋(うづ)まつてゐる」ではじまる「櫻の樹の下には」という題の短編で、そのなかの以下のような記述を思い浮かべながら、私は桜を見上げているのです。

  「お前、この爛漫と咲き乱れてゐる桜の樹の下へ、一つ一つ屍體が埋まつてゐる
     と想像して見るがいい。何が俺をそんなに不安にして居ゐたかがお前には納得が
     行くだらう。
    馬のやうな屍體、犬猫のやうな屍體、そして人間のやうな屍體、屍體はみな腐
     爛して蛆が湧き、堪らなく臭い。それでゐて水晶のやうな液をたらたらと垂らし
    てゐる。桜の根は貪婪な蛸のやうに、それを抱きかかへ、いそぎんちゃくの食絲
    のやうにあがつてゆくのが見えるやうだ。
   何があんな花弁を作り、何があんな蕊を作つてゐるのか、俺は毛根の吸ひあげ
    る水晶のやうな液が、静かな行列を作つて、維管束のなかを夢のやうにあがつて
    行くのが見えるやうだ。

 私は、これまで、この短編小説は、不治の病肺結核を病む梶井基次郎が、言語を絵の具に使って描き上げた自画像という風に受け止めてきました。梶井は、自身の肉体の内側に「事実」として潜むやまいを「腐爛して蛆が湧き、堪らなく臭いいそぎんちゃくの食絲のやうな毛根として受け止め、その毛根が梶井の体液を吸い上げ、爛漫として咲く桜の花弁に変身させている・・・・・・。そのようなものとして、梶井は「死」を「花」という「美」に化身させたのではないか・・・・・・。

 ただそれは、私自身の観念の世界での理解でしかなかった。そのことを、私は、昨年6月から8月にかけて、一歩間違えば、正岡子規のように地獄の苦しみの中で死んでいかなければならなかったかもしれない大病を病み、京都府立医大付属病院に入院しているときに、ベッドに身を横たえ、天井を見上げながら悟ったのです。

 それは入院して3日目くらいのある日の夕暮れ時、まだ照明がともる前、薄暗い天井を見つめていた時のことでした、まだ39度以上の熱があり、頭がボーっとしているのに、目をつむると目蓋の裏側がワイドスクリーンのように広がり、そこに今まで見たことがないような光景、でも私自身が写真で表現したいと思いながら、表現しきれていなかった世界、そうアイルランドのずっと北の方の海の暗い波が打ち寄せる岬や北欧の深い森の奥の夜明けのような自然風景が、驚くほど鮮明繊細に次々と現れてきたのです。

 それまで76年間の人生を通して、そんなふうに私の頭の中に、見たこともない自然風景の一部始終がすべて、繊細かつ深く、暗く、色彩豊かに見てきたことは一度もなかった。不思議なのはそれだけでなく、病室の天井に小さなハエのような黒い斑点がいくつもついていて、それをじっと見つめていると、次第にそれが文字になり、その文字を追っていくと、それはその時、入院する前まで、私が書きあぐねていた原稿なんですね。で、その原稿を読み進んでいくうちに、自然に頭のなかでこんがらがっていた糸がほどけてきて、文章がすらすらと書けるようになる。そういう風にして、私は、一気に原稿を書きあげ、さらに一片の自伝的小説まで書いてしまったのです。

 そういうことを経験して、私は、私の頭の中、ということは人間の頭の中には、本人すら気づかない、物凄い創造的エネルギーが隠されていて、それが何か身体的に異常な状態に陥ったりすると、脳の働きの表層に浮かび出て来ることが分かったのです。それは、ドストエフスキーの文学における言語による表現行為であったり、モーツァルトの音楽であったり、ゴッホの絵画であったりするわけですが、梶井基次郎も、そういう天才的脳の働きを持った小説家でなかったのではないでしょうか。

 それで退院してから「櫻の樹の下には」を読み返してみて、衝撃的な発見として分かったことは、この作品の記述が、初めから最後まで、私が入院中に熱に浮かされるなかで体験したような、不思議な感覚の働きを通して見えて来た事象が、実に微細で鮮明な言語によって表現されているということ。そして綿密に記述された文章の底に、四季の変化の中で農耕にいそしむことで歴史や生活、文化を育んできた日本民族独特の、ゆっくりと引き延ばされ、持続する時間が流れていることを発見、ようやく、この作品が、日本人である私の心を打ち、動かす理由が分かったわけです。

 確かに梶井の小説は、ドストエフスキーの小説と比べると、象の前に置かれたネズミのように小さい。しかし、作品内部の世界に入り込み、内側から作品を読んでいくと、そこに表現されている世界は驚くほど微細でありつつ、大きな広がりと深さ、そしてゆっくりと引き延ばされた時間的持続性を持っていることに驚嘆させられます。そしてさらに言えば、この作品は、小説というよりも「ドラマ」として書かれているのではないかということです。

 このような体験を通して、私は、梶井基次郎も、私と同じように病による発熱に浮かされて、独白劇「櫻の樹の下には」を書き上げたのではないかと思うに至りました。そしてまた、私自身が梶井と同じように、自分の内側に「死」を内在させたことで、この作品の本質を観念のレベルだけでなく、身体、あるいは感性のレベルで理解できるようになったのだと思うようになりました。

 そうなのです、全て美しいものは、そこに内在する「死」を養分として吸い上げることで、「花」に化身し、「美」として完成する・・・・・・。

 翻って、今、私たちは、新型コロナ・ウィルスの蔓延によって、目には見えない「死」と直面させられています。にもかかわらず、私たちの周囲の日常的世界を見ると、それまでと変わりない世界が存在し続けているように見えます。つまり、「死」と「生」の世界の奇妙な共存が、私たちを戸惑わせていると言っていいでしょう。そして、私たち現代の日本人は、「死」を見つめるすべを忘れてしまった。物質レベルでの生活は豊かになったものの、精神的にどこか空虚で、真に美しく、魂を揺り動かすような美的、芸術的な感動の体験や超越的表現が出来なくなってしまったのも、私たちの「生」のすぐ裏側に潜む、梶井基次郎が「櫻の樹のした」に見据えたような「死」の世界を見つめる感性と勇気を失ってしまったからではないでしょうか……。

 コロナ・ウィルスがこれ以上蔓延すると、多分「緊急事態宣言」が発せられ、私たちの行動は大きく制約され、家庭に止まることが求められるはずです。そうなったとき、ほとんどの日本人は、芸のない芸人がテレビの画面でやたらゲラゲラ笑って、モノを食うだけの番組を見て時間をつぶすか、パソコンにかじりつくかして時間をやりすごすのでしょうが、半ば強制的に与えられた「引きこもりの生活」を、「人生の休憩時間と」して捉え、日々流れていく表層的生活の時間の裏に潜む「死」の本体について思いを巡らせたらどうでしょう?

何? どうやって巡らせたらいいか分からない? 一番簡便な方法は文学を読むことです。まず手始めに、「死」の世界の奥に「生」を、「生」の世界の「裏」に「死」を見つめた稀有の天才小説家、梶井基次郎の短編小説から読み始めたらいかがでしょう。

 さて、コロナ・ウィルスの話だけで終わらせるわけにはいかないので、少し政治のことに触れておきたく思います。安倍首相とその内閣は、コロナ対策として、国民一人当りマスクを2枚配布する旨公表し、大方の国民の失笑を買ったことにこりたのか、一世帯当たり30万円の補助金を給与するという案を出してきました。30万円もらえるのはありがたいことですが、果たしてその財源はどこから出してくるのでしょうか。結局、回り回って国民の負担になるというのでしたら、ありがた迷惑な話です。

 ちなみに、財務省が公表した、日本企業の内部保留金は、総額で463兆?300億円もあるとのこと。30万円大判振る舞いするなら、ぜひこの内部保留金から調達してほしいものです。その企業の社員でないものにまで、企業が負担するのは不公平という声が聞こえてきそうですが、それくらいは企業の社会貢献として負担すべきではないでしょうか。

 ところで、最近、一つ「おおっ!」と思ったのは、安倍首相の育ての親、小泉純一郎元総理が、先月31日に発売された「週刊朝日」のインタビューに答えて、一連の森友公文書改ざん問題に関する安倍首相の身の処し方について、「安倍総理は責任を取って辞めなければならない、誰が見ても安倍首相が関与したのは明らか」と批判したことです。

 小泉元首相が、森友公文書改ざん問題で、安倍首相は辞任すべきと発言したのは今回が初めてのことだそうですが、あまりに遅きに失した感がありますね。なぜなら、安倍首相を自身の後任首相として公認し、宰相教育を施したのは、ほかならぬ小泉元首相であり、そうである以上、小泉氏はもっと早くから、自ら率先して安倍首相を退陣に追い込むことを、政治家として最後に残された仕事として全うすることで、国民に対する責任を果たして欲しかったと思うのは、私たちだけではないはずです。

 ただ今からでも遅くないので、安倍首相を辞任させ、百害あって一利もない安倍政治を一日でも早く終わらせるために、小泉氏の政治力量と知名度をフルに活かして、安倍首相の退陣を求める「総理大臣経験者の会」のようなものを立ち上げ、細川護熙氏や鳩山由紀夫氏、菅直人氏、福田康夫氏らが発起人となり、元民主党幹事長の藤井裕久氏や元国民新党代表の亀井静香し、元防衛大臣の石破茂氏、ジャーナリストの田原総一朗氏らにも呼びかけて、超党派の反安倍国会議員の会を立ち上げ、自身は代表に、そして広報担当者責任者に小泉進次郎氏を充てるなど、国民の関心を集めそうな顔ぶれを揃えて、発会式を早急に立ち上げてほしく思うものです。

 上を踏まえたうえで、

 安倍内閣の即時退陣
 森友加計問題の真相解明
 河合元法相夫妻の議員辞職と公職選挙法違反の嫌疑による逮捕
 黒川元検事正の定年延長決定の廃棄
 「桜を見る会」疑惑の、国会での徹底解明と検察による安倍首相夫妻に対する聴取
 安倍明恵夫人の国会での証人喚問
 安倍+自民党の独裁体制打破のための野党共闘体制の早急な構築


 などを求めて、私たちは4月9日(木)正午から、第171回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」に参加する所存です。ご一緒にハンストをして下さる方をお待ちしております。


     ■ 第171回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施要項■

1.日時:2020年4月9日(木)正午から、24時間ハンスト。
     *水と白湯は可。

2.参加方法:参加希望者は、下記の本会ホームページの「参加申込」
     のサイトに、4月9日正午までに、名前(ハンドルネームも可)、
     年代、都道府県名、簡単なコメントなどを書き込んで下さい。
     http://www.9jo-gandhi-hansuto.net/

3.参加表明:このハンスト・インの運動は、インターネットで意志表明をす
     ることによって、他の参加者や全国で志を同じくする人々と励まし
     合い、九条を護る運動の輪を広げていくことが目的です。従ってな
     るべく事前に参加表明を書き込んで下さると、参加する方々が連帯
     感をもってスタートできて嬉しく思います。

4.終了報告:24時間のハンストが終了しましたら、終了報告を書きこんで
     下さい。これを怠るとあなたが自衛隊の海外派兵や9条の改悪・廃
     棄に反対してハンストを行なったことが誰にも伝わりません。あな
     た自身の意志を明確に表明し、あなたが終了報告を書き込んで初め
     て、ハンストという行為が政治的抗議行動になることをお忘れなく。

5.実施方法:初めて参加される方は、ハンスト上の注意や方法などホームペ
     ─ジの「実施要項」を必ずお読みの上、ご参加下さい。また、24
時間のハンストができるかどうか自信がなくても心配はいりません。
まずはじめてみましょう。出来る人が、出来るところまでやる。そ
れであなたの意志は十分に参加する人たちに伝わります。

6.その他 :パソコンを使えない方の分は、まとめ役の方が、一括して参加
者名をご報告下さいますようお願いします。

◎参加に当たって、分からないことなどありましたら下記「ガンジーの会」の
   公式メールアドレスへご連絡下さい。

v.gandhi@dia.janis.or.jp

2020年4月6日

 「ガンジーの会」代表:末延芳晴

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第170回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施のお知らせ

 投稿者:「ガンジーの会」代表:末延芳晴  投稿日:2020年 3月 6日(金)15時11分52秒 softbank126091120235.bbtec.net
返信・引用
  日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ

 三月に入り、にわかに寒気が緩み、梅の花も咲きそろい、いよいよ春の近づきを感じさせる今日この頃、皆様お変わりなくお過ごしのことと思います。

  毎月恒例の「9の日・9条・ハンストイン」が近づいて参りました。
170回目に当る今回の「ハンスト・イン」は、3月9日(月)の正午からスタートします。

 新型コロナウィルスの感染問題は、安倍首相とその内閣の危機管理意識と能力の欠如が原因で、いくつもの不手際が重なり、手が付けられない状態に陥っています。例えば、まず最初に手を付けなければならない、感染の可能性を調べるPCR検査(遺伝子検査)ですら、韓国ではすでに4万人以上がこの検査を受けているというのに、医療先進国を自任するわが国では、その十分の一にも満たないというのが現実で、検査を受けた実数は四千人未満だと言われています。

 しかも、一層深刻なのは、感染者の数が今後どれほど増大し、広がっていくかが分からないだけでなく、経済的にも社会的にも、文化的にも、国民心理的にも大きなマイナスの効果をもたらそうとしていることです。たとえば、経済面でもたらされた、あるいはこれから先もたらすであろう、マイナスの打撃について見てみると、対外的には、中国国内の企業が次々と休業に追い込まれ、その結果、中国に進出した日本企業も、部品の品不足や労働者の休業などが相次ぎ、休業に追い込まれるなど、少なからぬマイナス効果がもたらされていると伝えられています。

 また、国内に目を転じてみると、日本を訪れる外国人観光客や労働者が急減した結果、観光産業が大きな打撃をこうむっており、スポーツや芸能などの各種イベントも開催中止や規模の縮小を余儀なくされ、くわえて、昨年の消費税の10%への引き上げが日本経済に深刻な打撃をもたらしつつあることなどを勘案すると、今後日本経済が被る打撃は、予測がつかないほど大きくなると言われております。

 こうしたなか、これから先、感染規模が一層広がっていくのか、それとも収束に向かうのか、予測がつかない不安な状況にあって、安倍首相は、1月27日、突然、記者会見を開き、全国の小中学校、高校、特別支援学校を3月2日から休校にするよう要請したと発表しました。しかし、この場当たり的な、準備もなく、協議なく、科学的根拠もない、弥縫策としか言いようのない要請に対しては、教育の現場だ
けでなく、生徒の父母や識者の間からも少なからぬ批判・抗議の声が挙がっており、その実効性についても疑問視する向きが少なくありません。例えば、政府主催の新型コロナウィルス感染症対策専門家会議委員の一人で、川崎市健康安全研究所所長の岡部信彦医師は、この要請を次のように批判しています。

「休校は諮問されたテーマにはなかったし、私たちが提言したものでもありません。どの仕事でもそうでしょうが、医療従事者でも看護師や薬剤師、検査技師には子どもを預けて共働きしている人 が結構多い。この人たちが仕事を休まざるを得なくなれば、医療体制はガタ落ちになります。もちろん休校も感染症対策の一環ですが、今回、多くの社会的なマイナス要素を無視して行うほどの効 果があるとは思えません」

 こうした批判的な声は、全国都道府県の小中学校、高等学校の教育の現場で働く人たちの間で共有されているはずで、新聞報道によりますと、現在、8府県で439校が休校の見送りを決めているとのこと。この数は、今後一層増えていくものと予測されます。

 普段は、中国や北朝鮮の軍事的脅威に対して、いかに対処すべきかに関して危機管理のスペシャリストを任じている安倍首相ですが、「やってる感」も通じず、忖度もしてくれない、こうした目に見えない形で、人々の足元に迫ってくる危険で、しかも現実的な脅威に対してはなすすべを知らず、とうてい危機管理のスペシャリストなどとは言えず、素人同然であったことが判明してしまったわけです。

 といったわけで、やること為すことすべてが手遅れで、場当たり的なことしかできておらず、くわえて「桜を見る会」問題や黒川検事正の前例のない定年延長問題、さらには河合克行衆議院議員とその妻案里参議院議員の公職選挙法違反捜査などなど、行政の私物化が目に余る安倍政権に対して、国会及び報道メディア、ひいては国民からも次第に厳しい批判の目が注がれてきております。しかしそれにもかかわらず、自らのレガシー作りのための最後の見せ場として用意されたオリンピックも、IOCから5月一杯でコロナウィルス感染に収束の目安が付かない場合は、休止もあり得ると突き付けられるなどなど、安倍首相は、正に四面楚歌という状況に置かれてしまっています。ところが、普通であれば辞任しか道は残されていないように見える安倍首相ですが、ここにきて、起死回生のための最後の、そして極めて危険な大博打とでも言うしかない、打開策を持ち出してきました。

 つまり、安倍首相は、新型コロナウィルス感染に対する対応が遅れた理由として、民主党政権下に制定された「新型インフルエンザ特措法」が、今回の新型コロナには適応できないことを挙げ、新たに「新型コロナウィルス感染特措法」を制定し、総理大臣に「緊急事態宣言」を行う権限を与えるべきだとして、野党党首に党首会談を呼びかけてきたことです。これに対して、野党側は協議には応じる姿勢を打ち出しており、来週中には新特措法が成立する見通しという報道も見受けられます。

 しかし、日本共産党の志位委員長が、安倍首相との対談を終えた後、記者会見で「民主党の菅直人政権下の時に、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」が制定されており、現に今回もこの特措法に基づいて対応措置が取られている以上、わざわざ新しい特措法を制定する意味がないし、法的事由がない」と語ったように、パロマウィルスに特定した特措法を作る必要はないわけです。それにこの特措法には、総理大臣が、事態が緊迫したときには、「緊急事態宣言」を行う権能も与えられており、パロマウィルス感染に限って、わざわざ新しい特措法を作って、総理大臣が有する「緊急事態宣言」の権能を特記する必要もない。それにもかかわらず、安倍首相はなぜ、「緊急事態宣言」にこだわるのか?……

 この疑問については、各方面からも疑問視する声が出ており、例えば2009年に新型インフルエンザが発生した際に、既存の「感染症法」を活用して乗り切った経験を持つという舛添要一元厚労大臣は、「私が厚労大臣の2009年に新型インフルが発生したとき、新型インフル特措法はまだなかったが、感染症法などの既存の法律で対応して感染拡大を抑え込んだ。法律があっても、司令官が無能なら意味がない。特措法など使わずに解決することこそ、優れた政治的リーダーシップである」と批判しています。また、政治評論家で法政大学教授の山口二郎氏は、ブログで「解釈変更が得意な安倍首相」が「新型インフルエンザ等特措法」の改正に執着する理由として、このような緊急事態ににあっては、総理大臣に、「緊急事態宣言」できる権限を与えたいという魂胆があってのことでないか」と批判しています。

 このほか、自民党内部からも、「(安倍首相は)なぜ新型インフルエンザ等特措法の改正に執着するのか。その野心は別のところに向いていると解釈されても仕方ない」とか、「与党の誰もが、「緊急事態宣言」に向かって突き進む安倍総理を止めようとしないどころか、けしかけている様に見える事に、強い危惧と失望を感じます」などなど、この危機を利用して、総理大臣に「緊急事態宣言」を行う権限を賦与しよう、できればその先に憲法に「緊急事態条項」を盛り込もうとしている」などなど、極めて危険な策謀が秘められているのではないかと危惧する声が挙がっています。

 さらにまた、もし新特措法が成立したとしても、夏には安倍首相が自身のレガシー作りのための最後の、そして正規の一大イベントしてのオリンピック開催が控えている以上、安倍首相は、新たに制定された特措法に基づいて、「緊急事態宣言」をしたくても出来ない。なぜなら、「緊急事態宣言」を行えば、参加を辞退する国が続出し、しかも、「緊急事態」が宣言されているにもかかわらず、多数の観客が競技場に押し掛けるという、奇妙な矛盾を国内外にさらすことになってしまいます。くわえて、新型コロナウィルス感染は、その時点では終結しており、夏場は特に、ウィルス感染が起こりにくいという現実を考えれば、「緊急事態宣言」を夏に行うことが、いかに非現実的で、ばかげたことであるかは、子供でも分かることこと。

 それにもかかわらず、安倍首相は、なぜ新特措法に基づく「緊急事態宣言」にこだわるのか? 考えられるのは、安倍首相が、今回の新型コロナウィールス感染という「国難」を逆手に取って、総理大臣の権能をより一層強化することを謳った「緊急事態宣言」項目を「新型コロナウィルス特措法」に書き込むことを、できれば野党も巻き込む形で、それが不可能な場合は、野党とも十分時間をかけて話し合ったという口実をもうけて、衆参両院で強行採決に持ち込み、新法案として成立させたいと考えているということ。そして、そのうえで、「緊急事態宣言」を行い、さらには戒厳令のような独裁体制を敷いたうえで、憲法改正に一気に決着を付け、全ての政治的権能を自民党が掌握する独裁体制を構築しようと狙っているのではないかということなのです。

 かつての日本が、欧米列強からの侵略の脅威を理由に、天皇を頂点とする軍国主義的独裁体制を敷き、戦争へ戦争へと邁進していった歴史が証明しているように、現実的な危機やパニックは、独裁制を敷くうえで、国家権力にとってこの上なく都合のよいチャンスだということを忘れてはなりません。

 そうしたことを考えると、今こそ私たちは、戦後75年間、私たちの自由で豊かな生活を支え、平和国家としての日本を支えてきた平和憲法にとって、最大の危機に直面していることになります。

 にも拘らず、報道によりますと、「緊急事態宣言」条項は持ち込ませないという条件で、新特措法の審議に応じるとする姿勢を打ち出した野党は、すでに来週中に新特措法を衆参両院で成立させることで合意しているとのこと。一体、どういう条件で安倍+自民党と合意に達したのか……そもそも、「緊急事態宣言」条項を新特措法に盛り込むことで合意したのか、しなかったのか、その辺のところが伝わってこないのは気になるところです。

 そこで、万が一にも野党、特に立憲民主党が新特措法に合意するとするなら、最低限この線は守ってほしいという条件について、私たちの思うところを以下に列記しておきたく思います。

 1.「緊急事態宣言」を、内閣総理大臣の一存だけで発布することは認めない。

 2.国会内に、「緊急事態」発生に備えて、与党代表と各野党代表、該当分野の専
  門家、各種報道機関、有識者代表で構成される常設の、中立性が保証された「緊
  急事態宣言検討委員会」を設け、緊急事態が発生した場合、緊急委員会を開き、
  民主的な合議の上で、「緊急事態宣言」を発布するかどうか検討する。

 3.総理大臣は、医療なら医療、自然災害なら自然災害に応じた事案に関しての
  み、国民に対して規制的命令や要請を下すことができる。

 4.いかなる「緊急事態」であれ、表現や結社の自由は束縛されるものではない。

 5.一度発布された「緊急事態宣言」は、緊急事態が収束したことを見届けたうえ
  で、それ以降2か月以内に効力を失う。(二年間も、総理大臣に絶対的命令権を
  与えるなどというのは、いくら何でも長すぎます)

 6.総理大臣の命令によって、個人的犠牲、あるいは損害を被った場合は、国家が
  保証することを確約する。

 7.なぜ「緊急事態宣言」が発布されたのか、その経緯と、発布以降、「緊急事
  態」がいかに回避され、収束したかについて、上記「緊急事態宣言検討委員会」
  は、可及的速やかに報告書を作成し、国会に提出する。

 以上を踏まえて、私たちは、野党各党と報道メディア、そして日本国民に、「新型コロナ感染症特措法」に向けた与野党の協議の場では、出来る限り、現行法で対応することを原則とし、総理大臣が、緊急事態の場合には、「緊急事態宣言」を行うことができるという条文は、絶対に書き加えさせない覚悟で臨んでほしく思います。ただそれにもかかわらず、「新特措法」の制定が不可避だということであれば、上記の(1)から(7)までの条件は死守する覚悟で、自民党との話し合いに応ずることを求めて、私たちは、170回目の「ハンスト・イン」に参加する所存であります。

趣旨にご賛同いただけましたら、是非「ハンスト・イン」ご参加ください。

■ 第170回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施要項■

1.日時:2020年3月9日(月)正午から、24時間ハンスト。
     *水と白湯は可。

2.参加方法:参加希望者は、下記の本会ホームページの「参加申込」
のサイトに、3月9日正午までに、名前(ハンドルネームも可)、年代、都道府県名、簡単なコメントなどを、以下に書き込んで下さい。

     http://www.9jo-gandhi-hansuto.net/

3.参加表明:この「ハンスト・イン」の運動は、インターネットで意志表明をす
ることによって、他の参加者や全国で志を同じくする人々と励まし合い、九条を護る運動の輪を広げていくことが目的です。従ってなるべく事前に参加表明を書き込んで下さると、参加する方々が連帯感をもってスタートできて嬉しく思います。

4.終了報告:24時間のハンストが終了しましたら、終了報告を書きこんで
下さい。これを怠るとあなたが自衛隊の海外派兵や9条の改悪・改棄に反対してハンストを行なったことが誰にも伝わりません。あなた自身の意志を明確に表明し、あなたが終了報告を書き込んで初めて、ハンストという行為が政治的抗議行動になることをお忘れなく。

5.実施方法:初めて参加される方は、ハンスト上の注意や方法などホームペ─ジの「実施要項」を必ずお読みの上、ご参加下さい。また、24時間のハンストができるかどうか自信がなくても心配はいりません。まずはじめてみましょう。出来る人が、出来るところまでやる。それであなたの意志は十分に参加する人たちに伝わります。

6.その他 :パソコンを使えない方の分は、まとめ役の方が、一括して参加者名をご報告下さいますようお願いします。

◎参加に当たって、分からないことなどありましたら下記「ガンジーの会」の公式メールアドレスへご連絡下さい。

v.gandhi@dia.janis.or.jp

2020年3月6日
「ガンジーの会」代表:末延芳晴


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「ガンジーの会/9の日・9条・ハンスト・イン」15周年記念「ハンスト・イン」実施のお知らせ

 投稿者:「ガンジーの会」代表:末延芳晴  投稿日:2020年 2月 6日(木)16時27分53秒 softbank126091120235.bbtec.net
返信・引用
  日本と世界の未来のために九条を護りその基本精神を
世界に向けて実現していくべきだと考えるすべてのみなさまへ

暖冬異変とはいえ、まだまだ寒い日が続く今日この頃、皆さまお変わりなく、お過ごしのことと思います。

毎月恒例の「9の日・9条・ハンスト・イン」が迫ってまいりました。

思えば、2006年の2月9日深夜12時、第一回目の「9の日・9条・ハンスト・イン」がスタートしてから15年目。169回目に当る今回は、1月9日(木)の正午からスタートしますので、ご案内申し上げます。

さて、国会がスタートしてからほぼ2週間、予算委員会では、連日、立憲民主党を中心に、野党による安倍首相主催による「桜を見る会」を巡る疑惑について、厳しい追及が続く中、後援会主催の「前夜祭」について収支報告書が記載されていないことで、政治資金規正法に違反、あるいは不当に会費を安くしたことで、便宜供与を図ったのではないかという野党からの疑問について、安部首相は「政治資金規正法に則って合法的に処理しているので問題ない」の一点張りで逃げ切ろうとしています。

それにしても、安倍首相とその内閣を巡る疑惑、スキャンダルの多さには、あきれるしかありません。以前であれば、どれ一つとっても、内閣が総辞職に追い込まれて不思議でない疑惑が、これほど多く重なりながら、それでも沈没しないのはなぜなのか? 理由は、民主主義を民主主義として健全に機能させるえるうえで不可欠な、行政府の行きすぎ、違法行為をチェックする以下の「五つの監視の目」が機能不全に陥ってしまっているからなのです。

行政府の違法行為をチェックし阻止するための内と外からの「五つの監視の目」

1.「世論」という外からの国民の「監視の目」

2.国民の代表としての国会議員、特に野党による外からの監視の目

3.行政が公平に行われているかをチェックする「社会の木鐸」としての新聞やテレビなど報道メディアによる外からの「監視の目」

4.立法府における多数政党としての自民党と公明党による内からの「監視の目」

5.行政を公正に行う主体としての官僚の内からの「監視の目」

以上、三つの「内」からの「監視の目」と二つの「外」からの「監視の目」が十全に機能して、初めて民主主義は、公衆のための、公正な政治を行うという本来の使命を果せることができるはずなのです。

ところが、今の安倍政権下の行政の在り方を見てみますと、全てが安倍首相個人の私的利益のために奉仕するという、極めて異常な形で行われていて、それをチェックし、阻止するための「監視の目」が全く働かなくなっているのです。

では、安倍首相が独り占めにしてきた私的利益とは何か。確かに、安倍首相は、公金を着服して私腹を肥やしているということはしてないと思います。ですが、正規の軍隊も持たず、戦争権も放棄してしまった平和憲法を目の敵にして、国民が望んでないにもかかわらず、改憲プログラムを強行し、何が何でも、「戦後、初めて憲法改正を達成した総理大臣」というレガシーを歴史に刻むために、自衛隊を九条に書き込み、正規の国防軍として憲法によって認めさせようと躍起になってきたことは、明らかに安倍首相個人のレガシー作りのためと見られても致し方がないと思われます。

さらにまた、総理大臣があらゆる権力の行使を許される「緊急事態法案」を憲法改正の政治目標に掲げたり、自身の首相在任期間をできる限り延長させようとしたり、かって日本を民族滅亡の瀬戸際まで追い込んだ軍国主義を復活させるために、幼稚園や小学校教育に軍国主義的教育を復権させようとしてきたことも、自身の名を歴史に残したいという個人的名誉欲達成のためと言われてもしょうがないといえるでしょう。

ただ、そうしたエゴイスティックな安倍政治が延々と続く中、状況を絶望的に不幸にしているのは、安倍首相個人による政治の私物化を批判し、阻止するための「五つの監視の目」が全く機能しなくなっていることなのです。

そうした中にあって、唯一つ救いに思えるのは、立憲民主党を筆頭に国民民主党や社民党、共産党、令和維新の会などの野党が結束して国会の場、特に予算委員会で、連日、「桜を見る会」問題を中心に、安倍首相を厳しく追及していることです。

つまり、上述の「五つの監視の目」のなかで、「監視の目」を光らせ、安倍首相の答弁の矛盾を厳しく指摘しているのは、立憲民主党と、国民民主党、共産党、社民党などの野党連合しかないということ。言い換えれば、今、息も絶え絶えになっている立憲民主主義の命を繋ぎ、いつの日か再び活性化させる力を担っているのは、曲りなりにも立憲民主党をリーダとする野党連合だということなのです。

そうであるからこそ、私たちは、立憲民主党と国民民主の合流・合併の話し合いが、国会開幕前に決着がつき、立憲民主党を核に、新しい党が立ち上がることを期待したわけですが、その望みは、国民民主党が対等合併にこだわったため、現在話し合いは中断しています。

新聞報道によれば、立憲、国民民主共に、完全に決裂したわけではなく、一定期間、冷却期間を置き、再び合併に向けて話を進めるということで合意したとのことです。支持率がたかだか1%前後しかない国民民主党側が、対等合併の線を譲れないとする限り、合併に漕ぎつけることは難しいと思われます。国民民主党の一層の歩み寄りと、立憲民主党の、大きいが故の鷹揚な構え方が必要だと思われます。

ただしかし、このまま、立憲と国民民主が合併できない、つまり野党の統一戦線が組めない状態が続く限り、国民は立憲+国民民主に対して愛想を尽かし、結果、世論調査における安倍内閣と自民党の支持率は依然、高支持率を保ち、国民はますます「監視の目」を光らすことを忘れ、いつものパターンで、「桜を見る会」はじめ、現在安倍首相を窮地に追い込んでいる諸問題も、時間の経過とともに忘れられ、相変わらず、安倍首相が行政を私的利益のために行使するという構図が続くことになり、最終的には安倍+自民党の「憲法改正案」が国民投票にかけられてしまうという最悪の事態を招き寄せることになってしまいかねません。

では、私たちは今どうすべきか、慎重に考えていく必要があります。2017年、民進党が、四分五裂して以来、2年強かかってようやく再収斂し、立憲民主党と国民民主党へとまとまってきたわけで、あと一歩というところまできています。胸突き八丁の苦しいところですが、いろいろな雑音には耳をかさず、有権者は、必ず2党の最後の合意ができるように、それぞれの面で、粘り強く働きかけていくことが必要です。

実際にはすでに野党共闘は機能しており、国会の運営も、立憲、国民、社民、共産が連携しており、時間の少ない共産党に発言時間を譲ったり、立憲の会議室と国民の会議室の間の壁をぶち抜く作業にも入っており、本当にあと一息というところまで来ているのです。この際はむしろ、こうした野党共闘を忌諱し、何とか分裂に持ち込みたい自民党やそれに追随するメデイア、評論家などに扇動され、短絡的に諦めてしまうことは危険です。

状況が思うように展開しないことに苛立って、「見ちゃいられない」とか「たかが1%しかない国民民主が譲るべきだ」とか言いたいことはいろいろある気持ちはよくわかりますが、ゼロからここまで来るのに2年かかっているのです。一旦壊れれば、いかなる形にもせよ、再建するのにまた倍もの年数がかかります。そんなことをしているうちに、安倍政権はさらに暴政を行い、辛うじて形だけでもある民主主義を骨抜きにして、気がついたら独裁の道を歩むことにもなりかねません。

私たちは、自民党の「ごった煮」のような集団をよく批判しますが、大勢の人間の集まる集団は、ある程度の寛容と多様性が必要という現実を思い知らされます。与党に対立する野党の集団には、1~2の合意事項があればよいとさえ思います。「戦争はしない」とか「弱者を優先する」とか、根源的なことで一致できれば、その実現へのグラデーションは同じ集団の中にあっても当然でしょう。

私たちは、現実政治のあまりのひどさに、理想主義者であるが故に、絶望したり、悲観的になったり、諦めそうになったりはしますが、でも生活は日々続きます。革命のように一挙に変えることは無理ですから、現在ある条件の中で、最も実現しやすい方法で頑張る以外ないと思います。それには、いろいろ不満足なところがあるとはいえ、現在ようやく成り立ってきた野党共闘の輪を大切に育てていくことが近道です。理想の実現を思うものは、とかく急進的になりがちですが、何かを変えるということは、政治にしろ何にしても、時間はかかります。有権者の側にも、意見を言いつつも「諦めず待つ」、ということが必要な時だと思います。

以上を踏まえて、私たちは、粘り強く野党共闘の後押しをしながら、2月9日正午から、15年目に入る「9の日・9条・ハンスト・イン」に入る所存です。一人でも多くの方々の参加をお待ちしています。

2020年2月6日

「ガンジーの会」代表 末延芳晴


■ 第168回「9の日・9条・ハンスト・イン」実施要項■

1.日時:
  2020年1月9日(木)正午から、24時間ハンスト。
  *水と白湯は可。

2.参加方法:
  参加希望者は、下記の本会ホームページの「参加申込」のサイトに、1月9日正
  午までに、名前(ハンドルネームも可)、年代、都道府県名、簡単なコメントな
  どを書き込んで下さい。
  http://www.9jo-gandhi-hansuto.net/

3.参加表明:
  このハンスト・インの運動は、インターネットで意志表明をすることによって、
  他の参加者や全国で志を同じくする人々と励まし合い、九条を護る運動の輪を広
  げていくことが目的です。従ってなるべく事前に参加表明を書き込んで下さる
  と、参加する方々が連帯感をもってスタートできて嬉しく思います。

4.終了報告:
  24時間のハンストが終了しましたら、終了報告を書きこんで下さい。これを怠
  るとあなたが自衛隊の海外派兵や9条の改悪・廃棄に反対してハンストを行なっ
  たことが誰にも伝わりません。あなた自身の意志を明確に表明し、あなたが終了
  報告を書き込んで初めて、ハンストという行為が政治的抗議行動になることをお
  忘れなく。

5.実施方法:
  初めて参加される方は、ハンスト上の注意や方法などホームペ─ジの「実施要
  項」を必ずお読みの上、ご参加下さい。また、24時間のハンストができるかど
  うか自信がなくても心配はいりません。まずはじめてみましょう。出来る人が、
  出来るところまでやる。それであなたの意志は十分に参加する人たちに伝わりま
  す。

6.その他 :
  パソコンを使えない方の分は、まとめ役の方が、一括して参加者名をご報告下さ
  いますようお願いします。
  ◎参加に当たって、分からないことなどありましたら下記「ガンジーの会」の
  公式メールアドレスへご連絡下さい。

    v.gandhi@dia.janis.or.jp

2020年1月6日

「ガンジーの会」代表:末延芳晴






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